教育 取得可能な資格・教職課程
取得可能な資格
2021年度以降入学者
- 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
- 中学校教諭一種免許状(保健体育)
- 特別支援学校教諭一種免許状
- 小学校教諭二種免許状〈通信課程〉※1
- 第一種衛生管理者免許状
- 公認障がい者スポーツ指導員(初級)
- アスレティックトレーナー[受験資格]
- 健康運動指導士[受験資格]
- イベント検定[受験資格]
※1.玉川大学通信課程での履修が必要
※教職課程認定申請中(2020年8月現在)
※カリキュラムの変更により、2021年度以降の入学者は「養護教諭一種免許状」「精神保健福祉士(受験資格)」が取得できません。
※その他、講習・試験が免除となる資格があります。
2020年度以前入学者
スポーツ科学科
●高等学校教諭一種免許状(保健体育)
●中学校教諭一種免許状(保健体育)
■特別支援学校教諭一種免許状
◇小学校教諭二種免許状[通信課程]
■アスレティックトレーナー(受験資格)
■精神保健福祉士(国家試験受験資格)
■公認障がい者スポーツ指導員(初級)
■健康運動指導士(受験資格)
●・・・スポーツ科学科で開講する科目を履修することで取得可能な資格
■・・・他学科で開講する科目の履修が必要な資格
◇・・・他大学(玉川大学通信課程)での履修が必要な資格
カリキュラムの変更に伴い、2021年度入学者より「精神保健福祉士(受験資格)」が取得できません。
※教職課程認定申請中(2020年8月現在)
スポーツマネジメント科学科
●イベント検定(受験資格)
■公認障がい者スポーツ指導員(初級)
■アスレティックトレーナー(受験資格)
■高等学校教諭一種免許状(保健体育)
■中学校教諭一種免許状(保健体育)
■特別支援学校教諭一種免許状
◇小学校教諭二種免許状[通信課程]
■精神保健福祉士(国家試験受験資格)
■健康運動指導士(受験資格)
●・・・スポーツマネジメント学科で開講する科目を履修することで取得可能な資格
■・・・他学科で開講する科目の履修が必要な資格
◇・・・他大学(玉川大学通信課程)での履修が必要な資格
カリキュラムの変更に伴い、2021年度入学者より「精神保健福祉士(受験資格)」が取得できません。
※教職課程認定申請中(2020年8月現在)
健康学科
●高等学校教諭一種免許状(保健体育)
●中学校教諭一種免許状(保健体育)
●特別支援学校教諭一種免許状
◇小学校教諭二種免許状[通信課程]
●養護教諭一種免許状
●精神保健福祉士(国家試験受験資格)
●第一種衛生管理者免許状(国家試験)
●公認障がい者スポーツ指導員(初級)
■健康運動指導士(受験資格)
■アスレティックトレーナー(受験資格)
●・・・健康学科で開講する科目を履修することで取得可能な資格
■・・・他学科で開講する科目の履修が必要な資格
◇・・・他大学(玉川大学通信課程)での履修が必要な資格
カリキュラムの変更に伴い、2021年度入学者より「養護教諭一種免許状」「精神保健福祉士(受験資格)」が取得できません。
※教職課程認定申請中(2020年8月現在)
教職課程
教育職員免許法施行規則第22条の6に基づく情報の公表
Ⅰ.教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること
❶教員の養成の目標〔大学全体の教員養成に対する理念〕
順天堂大学における教員養成の礎は、本学が医学塾を前身とすることにある。明治草創期、順天堂で研鑽した門人が、今日の医学医療へ繋がる先駆者として活躍したこともあり、順天堂には人材を養成する素地が開学以来あると言える。本学では、開学当初から培われてきた学是「仁」、理念「不断前進」、学風「三無主義」に基づき、国際性と社会貢献への使命感を身につけたグローバル市民を育成するとともに、健康総合大学の特色を生かし、教職課程カリキュラムにより、専門的知識・技能を獲得し、思考力・判断力・表現力を育成し、学びに向かう力・人間性の涵養を図り、これらを基盤とした実践的指導力を持った教員を養成することを目指している。
❷スポーツ健康科学部における教員養成の目標等
スポーツ健康科学部では、本学の教員養成の理念に基づき、以下の教員養成の理念及び目指す教師像をもとに、スポーツ科学・健康科学の領域で、社会の発展と新たな知の創造を担う指導的人材の養成を目指している。
◎教員養成の理念:学是である「仁」、そして理念である「不断前進」の精神に基づき、学生の主体的な学修、運動部の活動やボランティア活動等の社会体験、そして寮生活等を通じて、「主体的に考える力(自ら解決策を見出すことのできる力)」、「生涯学び続ける力(自ら問題を発見し、自ら考えることのできる力)」、他者と共生する上で必要な「コミュニケーション力」、「次代を切り拓く力(いかなる環境にあっても、柔軟に対応し、目標を持ち続けられる力)」を養う。
◎目指す教師像:教育者としての使命感と高い倫理観、児童生徒の成長・発達についての深い理解と教育的愛情、スポーツ健康科学についての高度な専門的知識や技能と豊かな教養を備え、次代を切り拓く実践的指導力を持った教師
目標を達成するための計画
- 入学時早々に教職ガイダンスを実施し、履修指導と共に教職課程における養成目的と、次世代を担う教育者として魅力ある本学教職カリキュラムの紹介を行い、計画的に履修登録ができるよう指導する。
- 教育実習開始までに学内で数回のガイダンスを行い、実習に対する心構え・態度などを育成する。
- 教育実習事前指導において実習に必要な知識・技術の修得状況の確認を行うとともに、学校現場を想定した模擬授業等実施を通して授業観察力や実践的指導力の育成を更に図り、学生自身に応じた学習機会を確保する。
- 教育実習期間中は教員による実習巡回を適宜行い、実習校の指導担当者と学生の学修状況を把握、共有しながら実習生の指導・助言にあたる。
- 教育実習事後指導において実習ファイル等を活用し、学生自身の体験の振り返りを行い、他学生と学びを共有し、実習の到達目標が達成できるよう指導を行う。必要に応じて個別指導を実施する。
- 客員教授(校長経験者)による面接指導、進路指導、採用試験対策を行う。
【各履修年次の到達目標】
中・高保健体育科教員養成課程 | |
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1年次 |
教育の基礎的理解に関する科目等の学修を通して、教育についての基礎的理解を深めるとともに、4年間の教職課程について見通しを持つ。
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2年次 |
教科の指導法に関する科目等の学修を通して、教科(保健体育)の授業を展開するための実践的指導力を養う。
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3年次 |
教育実習に必要な知識・技能を学習指導案の作成・模擬授業の実践を通して養い、教育実習事前・事後指導及び教育実習により実践的指導力を高める。
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4年次 |
教育実習を通しての反省事項を再確認し、3年次までの学修をもとに実践的指導力を高めるとともに、教職実践演習の学修、履修カルテの作成を通して、4年間をふり返り、教員としての自己分析をし、目指す教員像について自己理解を深める。
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特別支援学校教員養成課程 | |
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1年次 |
教育の基礎的理解に関する科目等の学修を通じて、障害のある幼児、児童及び生徒へ教育の実際を学び、特別支援教育の重要性について気付く。
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2年次 |
知的障害、肢体不自由、病弱(身体虚弱)、視覚障害、聴覚障害、発達障害等の障害特性に関する知識・理解が備わっている。また、障害者の各ライフステージにおける支援ニーズに関する知識・理解が備わっている。
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3年次 |
特別支援教育において行われる実際の指導法に関する知識・理解が備わっている。また、特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒を教育するにあたり求められる基礎的な医学的知識・理解が備わっている。
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4年次 |
発達障害等の通常の学級に在籍する支援の必要な児童生徒の実態と具体的な支援方法について理解する。また、特別支援学校における教育実習を通して、障害のある幼児、児童及び生徒に対する授業づくりや、指導の実際を経験しながら教材教具の工夫、ティームティーチング等の実践的指導力を修得する。
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Ⅱ.教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること
(1)教員の養成に係る「組織」
⇒『教職課程認定申請書様式第7号イ』の「Ⅰ教職課程の運営に係る全学的組織及び各学科等の組織の状況」をもとに作成、掲載
図1 教職課程の運営に係る全学的組織
順天堂大学では、教職課程における教員養成を全学的な立場で運営・推進することにより、大学の教職課程の改善・充実及び教員養成機能の強化充実を図り、複雑化が進行している学校教育において資質・能力の高い教員の養成に資するとともに、学内外の教育関連機関等を連携・協働し、教員養成及び教職教員研修の質の向上を図ることを目的に、「順天堂大学教職課程センター」を設置している。
注)「大学協議会」は、学長の諮問機関として、全学に共通する重要な事項を協議するほか、学長の諮問事項教育・研究に関して全学に共通する事項を審議する機関であり、その審議事項の一つに教職課程に関する事項がある。
(2)「教員」の数、(各教員の)学位や業績、(各教員の)担当科目
Ⅲ.教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること
Ⅳ.卒業者(専門職大学の前期課程の修了者を含む。次号において同じ。)の教員免許状の取得の状況に関すること
「卒業生」の教員免許状取得状況
卒業生数 | 中学校教諭一種 (保健体育) |
高等学校教諭一種 (保健体育) |
特別支援学校 教諭一種 |
養護教諭 一種 |
|
---|---|---|---|---|---|
2019年3月 卒業者 |
328 | 194 | 194 |
76 |
7 |
2020年3月 卒業者 |
319 | 194 | 194 |
75 |
7 |
2021年3月 卒業者 |
404 | 239 | 239 |
74 |
7 |
2022年3月 卒業者 |
401 | 239 | 239 | 63 | 13 |
2023年3月 卒業者 |
399 | 201 | 201 | 61 | 14 |
2024年3月 卒業者 |
415 | 221 | 221 | 46 | 13 |
2025年3月 卒業者 |
585 | 335 | 335 | 90 | - |
Ⅴ.卒業者の教員への就職の状況に関すること
「卒業生」の教員への就職状況
中学校 | 高等学校 | 特別支援学校 | 小学校 | |
---|---|---|---|---|
2019年3月 卒業者 |
18 |
15 | 17 |
26 |
2020年3月 卒業者 |
18 |
11 | 18 |
13 |
2021年3月 卒業者 |
28 |
11 | 27 |
15 |
2022年3月 卒業者 |
17 |
23 |
20 | 22 |
2023年3月 卒業者 |
21 |
21 |
19 | 8 |
2024年3月 卒業者 |
20 |
16 |
15 | 12 |
2025年3月 卒業者 |
30 |
27 |
32 | 20 |
Ⅵ.教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること
スポーツ健康科学部では、質の高い教員養成を目指し、以下のような取組を行っている。
◎FD(ファカルティ・ディベロップメント)の実施
毎年4月に教職課程科目担当教員によるFD活動を行い、教職課程に現在求められているものや今後求められるもの等をテーマとした研修等の組織的取り組みを行っている。
◎教育委員会等との連携
教育実習受入協力校である近隣市町教育委員会との意見交換会を毎年5月頃に実施し、本学部教職課程等についての説明と、教育実習等における課題や教育現場として大学教員養成に求める課題等について、意見をいただく機会を設けている。そしてその際の意見聴取も十分に踏まえ、本学部教職課程の一層の充実を図るため、本学部教職課程の再点検を行っている。
また、千葉県や近隣市町教育委員会と連携し、学生の皆さんが千葉県「教職たまごプロジェクト」や市町立小・中学校における教育ボランティア活動への参加を通じて、様々な子どもとの関わり経験を積む機会の創出に努めている。
◎教育現場における体験活動・ボランティア活動等
教職たまごプロジェクト(千葉県)や近隣市町教育委員会との連携による教育ボランティア活動に参加し、様々な子どもと関わり経験を積むことを推奨しています。
◎教育実習期間中の個別指導
教育実習期間中は教員による実習巡回を適宜行い、実習校の指導担当者と学生の学修状況を把握、共有しながら実習生の指導・助言にあたっています。