ナースのたまご通信

　皆さん、こんにちは！

　順天堂大学医学部附属病院への就職に向けた履歴書を提出しました。2022年度は前年度と比べて対面形式の授業が増え、徐々に従来の学生生活を取り戻していると感じられる１年間でした。

　約３カ月に渡って行われた分野別実習では、臨地での実習時間が例年より短かったものの、実際に病棟に行って直接患者さんを看護することが出来ました。もちろん思うようにできず苦労したり、反省したりしたことはたくさんありましたが、実習メンバーと助け合いながら乗り越えることが出来ました。特に大変だったことは、常に記録に追われていたことでした。しかし、自分がどんな看護を提供したいのか、自分が特に強い関心を抱くのがどの分野なのかなど、多くのことを考える機会でもあり、とても充実していました。こうした経験から現在の就職活動では、自分にとって理想の看護とは何だろうと考えることもできています。

　私は3年生で高齢者・小児・急性期・母性の看護学実習を行いました。その中で、自分の具体的な理想の看護師像を明確にすることができる出会いもありました。小児看護学実習の時に受け持たせていただいたお子さんにはお母さんが朝から晩まで付き添っていて、その様子を知れば知るほど、患者本人だけでなく、家族の身体的・精神的ケアまで行える看護師になりたいと強く思うようになりました。

また、３年生では希望者のみですが、保健師の授業も本格的になります。実際に養護教諭や産業医として働かれている方々が授業してくださることもあり、自分のキャリアプランについて具体的に考える良い機会となりました。来年度には看護師になるために必要な実習に加えて保健師になるための実習も始まります。就職試験や卒業試験、国家試験も控えており、看護師・保健師になる準備を思うと目が回る１年になりそうです。

　引き続き感染症対策には十分に留意しながら、今の自分に出来ることを最大限に行い、悔いのない充実した１年間にしたいと思います！

　これは実習最終日に撮った写真です。来年もこのメンバーと共に実習頑張ります！