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少子高齢化先進国としての我が国の活力を維持し、持続的に発展するために、国民一人ひとりが、高齢世代に達した後も、健康かつ終身現役でその能力を発揮し、自己実現とともに社会に貢献できる健康や環境の向上を図ることが重要です。
骨、軟骨、筋肉、関節、椎間板といった運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)」といいます。ロコモが進行すると支援や介護が必要になるリスクが高まります。いつまでも自分の足で歩き続けることができるために、ロコモを予防し健康寿命を延ばしていくことが求められています。
ロコモに関する詳しい情報は、ロコモ チャレンジ!推進協議会の活動をご覧ください。
本拠点では、このカスケード変化の抑止のため、宇宙科学、医学、スポーツ科学の要素を取り入れ、若年層や青年層にはロコモの未然防止に向けた介入方法を開発し、また壮年期のロコモの方には低下した運動機能を取り戻す、すなわち「ロコモ時計」の巻き戻し、人々が最後まで自分の足で動ける社会を目指しています。
ロコモ原因疾患の早期発見を可能とする適切なバイオマーカーが見つかっていないこと。