<主な放射線管理業務の紹介> |
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■放射線・RI実験を希望する皆さんへ |
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放射線・RI実験を希望する皆さんを対象に、放射線安全取扱いに関する法定の教育訓練講習会や健康管理室と連携した放射線健康診断を実施しています。手続きを完了し、医学研究科長の承認を得ると、法律上の正式な放射線業務従事者として登録されます。放射線業務従事者でなければ、放射線・RIを取り扱うことはできません。
登録者の教育訓練受講記録や健康診断受診記録、被ばくの測定記録、放射線取り扱い内容等は日本国内で共通に扱われる履歴として、永久に保管されます。
登録手続きの詳細は、放射線業務従事者登録の案内をご覧ください。
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■RIの入手、使用、保管、廃棄に関して |
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本学においては、RIの入手(購入、譲受)は必ず放射線管理室の窓口を通して行わなければなりません。入手にあったては、法の許可内容との適合が確認されます。本学から他所への持ち出しについても、厳しく制限されています。
実験室内でのRIの使用、保管、廃棄についても法の適合確認が必要で、放射線管理室ではすべての取扱い内容を記録し、安全の確認を行います。
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■環境の放射線管理 |
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実験室内外や放射線施設周辺について、放射線の量や表面汚染密度の測定を定期的に行います。これにより取扱者自身の安全はもちろん、周辺の一般公衆の人々の安全も確認されています。
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■放射線施設の維持管理 |
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放射線施設は、一般の実験室とは違って安全を確保するために、独立した給排気設備や排水設備等が備えられており、それらの正常な維持管理についても法により厳密に義務付けられています。放射線管理室では施設部と連携して定期的な施設点検などを実施しています。 |
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■関係法令に基づく行政官庁への対応 |
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原子力規制委員会や労働基準監督署などへ、法に定められた事項について報告が義務付けられています。放射線管理室では、研究者等のRI利用状況や健康管理状況、その他安全管理の結果を放射線管理状況報告書等として定期的に報告しています。
また、不定期には各種行政官庁が行う立ち入り検査への対応などが重要な業務ともなっています。
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