▶︎プロフィール
経歴 |
1998 三重大学大学院医学系研究科修了 博士(医学) |
所属学会 |
日本寄生虫学会(評議員) |
▶︎研究の概要
マラリア原虫は複雑な生存戦略を駆使することで今日まで寄生体として存在し続けてきました。マラリア原虫がいかなる戦略を用いているのかを見出し、その分子基盤を明らかにすることを目的としています。特に、生存戦略の最たるものであるマラリア原虫の薬剤耐性機構に重点をおいて研究を進めます。
美田教授グループはフィールドサンプルを用いた解析により、この問題に取り組んでいます。一方、私達はラボで薬剤耐性原虫を創出し、そのサンプルの解析を行います。つまり、フィールドとラボの両方向から解析することで、マラリア原虫の薬剤耐性獲得機構を最短時間で解明し、得られた知見を元にして創薬開発にまでつなげることを最終ゴールとします。