順天堂大学スポーツ健康科学部/大学院スポーツ健康科学研究科
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教職課程

教職課程

教育職員免許法施行規則第22条の6に基づく情報の公表

Ⅰ.教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること

1.教員の養成の目標
〔大学全体の教員養成に対する理念〕
順天堂大学における教員養成の礎は、本学が医学塾を前身とすることにある。明治草創期、順天堂で研鑽した門人が、今日の医学医療へ繋がる先駆者として活躍したこともあり、順天堂には人材を養成する素地が開学以来あると言える。本学では、開学当初から培われてきた学是「仁」、理念「不断前進」、学風「三無主義」に基づき、国際性と社会貢献への使命感を身につけたグローバル市民を育成するとともに、健康総合大学の特色を生かし、教職課程カリキュラムにより、専門的知識・技能を獲得し、思考力・判断力・表現力を育成し、学びに向かう力・人間性の涵養を図り、これらを基盤とした実践的指導力を持った教員を養成することを目指している。
2.スポーツ健康科学部における教員養成の目標等
スポーツ健康科学部では、本学の教員養成の理念に基づき、以下の教員養成の理念及び目指す教師像をもとに、スポーツ科学・健康科学の領域で、社会の発展と新たな知の創造を担う指導的人材の養成を目指している。

◎教員養成の理念:学是である「仁」、そして理念である「不断前進」の精神に基づき、学生の主体的な学修、運動部の活動やボランティア活動等の社会体験、そして寮生活等を通じて、「主体的に考える力(自ら解決策を見出すことのできる力)」、「生涯学び続ける力(自ら問題を発見し、自ら考えることのできる力)」、他者と共生する上で必要な「コミュニケーション力」、「次代を切り拓く力(いかなる環境にあっても、柔軟に対応し、目標を持ち続けられる力)」を養う。

◎目指す教師像:教育者としての使命感と高い倫理観、児童生徒の成長・発達についての深い理解と教育的愛情、スポーツ健康科学についての高度な専門的知識や技能と豊かな教養を備え、次代を切り拓く実践的指導力を持った教師
目標を達成するための計画
・入学時早々に教職ガイダンスを実施し、履修指導と共に教職課程における養成目的と、次世代を担う教育者として魅力ある本学教職カリキュラムの紹介を行い、計画的に履修登録ができるよう指導する。
・教育実習開始までに学内で数回のガイダンスを行い、実習に対する心構え・態度などを育成する。
・教育実習事前指導において実習に必要な知識・技術の修得状況の確認を行うとともに、学校現場を想定した模擬授業等実施を通して授業観察力や実践的指導力の育成を更に図り、学生自身に応じた学習機会を確保する。
・教育実習期間中は教員による実習巡回を適宜行い、実習校の指導担当者と学生の学修状況を把握、共有しながら実習生の指導・助言にあたる。
・教育実習事後指導において実習ファイル等を活用し、学生自身の体験の振り返りを行い、他学生と学びを共有し、実習の到達目標が達成できるよう指導を行う。必要に応じて個別指導を実施する。
・客員教授(校長経験者)による面接指導、進路指導、採用試験対策を行う。
【各履修年次の到達目標】
 中・高保健体育科教員養成課程


教育の基礎的理解に関する科目等の学修を通して、教育についての基礎的理解を深めるとともに、4年間の教職課程について見通しを持つ。
・教育の諸概念並びに教育の本質及び目標、教職の意義や職務内容等、各発達段階における心理的特性を踏まえた指導の基礎となる考え方を理解している。
・様々な障害等により特別の支援を必要とする生徒の学習上又は生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対応していくために必要な知識や支援方法を理解している。
・体育実技における専門的な実技指導に関する学習を通じて、発育・発達段階に応じた教材の作成や指導方法について理解している。
・保健体育科教員として、体育の意義・原理等について理解を深め、生徒の実態に応じた教材の作成や指導方法について理解している。


教科の指導法に関する科目等の学修を通して、教科(保健体育)の授業を展開するための実践的指導力を養う。
・学習指導要領を基準として編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解している。
・教科(保健体育)における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行い、学習指導案を作成することができる。
・教科(保健体育)の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
・体育実技における専門的な実技指導に関する学習を通じて、発育・発達段階に応じた教材の作成や指導方法について理解している。


教育実習に必要な知識・技能を学習指導案の作成・模擬授業の実践を通して養い、教育実習事前・事後指導及び教育実習により実践的指導力を高める。
・模擬授業の実施とそのふり返りを通して、教科(保健体育)における発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置づけを考察することができる。
・教科(保健体育)や教職に関する専門的な知識・理論・技術等を各教科や教科外活動の指導場面で実践するための基礎を修得するとともに、現代の学校教育に関する社会的、制度的又は経営的事項について理解している。
・生徒の発育・発達状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎的知識を身に付けている。
・教育実習を通して生徒や学習環境等に対して適切な観察を行うとともに、教科指導、生徒指導などの指導体験を通して、生徒の実態や学校経営及び教育活動の特色を理解している。


教育実習を通しての反省事項を再確認し、3年次までの学修をもとに実践的指導力を高めるとともに、教職実践演習の学修、履修カルテの作成を通して、4年間をふり返り、教員としての自己分析をし、目指す教員像について自己理解を深める。
・学校教育現場での実際を体験的・総合的に理解し、自己の課題を自覚し、実践的指導力の向上、教育実践研究への意欲と態度を身に付けている。
・4年間の講義や教育実習をふり返り、教師の資質・能力について省察し、今後身に付けていくべき力量と目指す教師像について考えることができる。
・教職実践演習の学修を通して講義、演習、実習で得た知識・技術を総合し、教員としての実践的指導力を発揮することができる。
・本学の教員養成に関する理念や、目指す教員像に合致した教員としての使命感や責任感、教育的愛情等を再確認し、教員としての義務や責任について理解している。
 特別支援学校教員養成課程


教育の基礎的理解に関する科目等の学修を通じて、障害のある幼児、児童及び生徒へ教育の実際を学び、特別支援教育の重要性について気付く。
・特別支援教育に携わる教師としての使命と役割を考え、資質・能力について理解している。
・特別支援教育に関する現代的課題をとらえ、今後の学校教育や子どもたちを取りまく諸課題についての問題意識を持つことができる。
・特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒の障害の特性、学習上又は生活上の困難について基礎的な知識を持つことができる。
・基礎免許となる保健体育と関連させ、特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒の健康、体力、スポーツ等の状況について問題意識を持つことができる。


知的障害、肢体不自由、病弱(身体虚弱)、視覚障害、聴覚障害、発達障害等の障害特性に関する知識・理解が備わっている。また、障害者の各ライフステージにおける支援ニーズに関する知識・理解が備わっている。 
・障害のある幼児、児童及び生徒に対する教育的ニーズと心理的特性を踏まえた支援方法について理解している。
・特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒への教育的・心理的な諸検査の実施方法の理解と、検査結果に基づく教育的な評価ができる。
・就学前教育や療育の実際と支援ニーズ及び就学支援について理解している。
・特別支援学校における進路支援の在り方、障害者雇用を支える仕組み等について理解している。
・体育実技における専門的な実技指導に関する学習を通じて、発育・発達段階に応じた教材の作成や指導方法について理解している。


特別支援教育において行われる実際の指導法に関する知識・理解が備わっている。また、特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒を教育するにあたり求められる基礎的な医学的知識・理解が備わっている。
・知的障害教育、肢体不自由教育、病弱教育についての学習指導要領や教育課程について理解している。
・知的障害教育、肢体不自由教育、病弱教育についての指導法や教材・教具の作成方法及び活用方法について理解している。
・障害者の病気の理解や配慮事項について学び、医学・生物学的な理解を深め、医療的ケアについての基本的知識と対応を身に付けている。
・個別の指導計画について理解を深め、学習指導案の作成や模擬授業の実施などを通して、特別支援学校における実践的指導力を身に付けている。


発達障害等の通常の学級に在籍する支援の必要な児童生徒の実態と具体的な支援方法について理解する。また、特別支援学校における教育実習を通して、障害のある幼児、児童及び生徒に対する授業づくりや、指導の実際を経験しながら教材教具の工夫、ティームティーチング等の実践的指導力を修得する。
・インクルーシブ教育の視点を踏まえた通常学級での教育的支援や授業づくりについて考えることができる。
・重度・重複の障害のある児童生徒の実態や教育について理解し、特別支援教育の対象となる児童生徒の範囲について認識することができる。
・4年間の講義や教育実習を振り返り、教師の資質・能力について省察し、今後身に付けていくべき力量と目指す教師像について考えることができる。
・特別支援教育に対する使命感、責任感、学級経営、教科の指導等について自らの資質・能力、課題を確認し、必要に応じて補充・深化することができる。

Ⅱ.教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること

(1)教員の養成に係る組織

  
(2)「教員」の数、(各教員の)学位や業績、(各教員の)担当科目

Ⅲ.教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること

教員の養成に係る「授業科目(授業方法・内容・年間授業計画)」

Ⅳ.卒業者(専門職大学の前期課程の修了者を含む。次号において同じ。)の教員免許状の取得の状況に関すること

「卒業生」の教員免許状取得状況 (2019年3月卒業者)
学部名卒業生数中学校教諭一種
(保健体育)
高等学校教諭一種
(保健体育)
特別支援学校
教諭一種
養護教諭一種
スポーツ
健康科学部
319 194 194 75 7

 

Ⅴ.卒業者の教員への就職の状況に関すること。

「卒業生」の教員への就職状況

学部名中学校高等学校特別支援学校小学校
スポーツ
健康科学部
18(1) 11 18 13(1)

 

Ⅵ.教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること。

スポーツ健康科学部では、質の高い教員養成を目指し、以下のような取組を行っている。

◎FD (ファカルティ・ディベロップメント)の実施
毎年4月に教職課程科目担当教員によるFD活動を行い、教職課程に現在求められているものや今後求められるもの等をテーマとした研修等の組織的取り組みを行っている。
 
◎教育委員会等との連携
教育実習受入協力校である近隣市町教育委員会との意見交換会を毎年5月頃に実施し、本学部教職課程等についての説明と、教育実習等における課題や教育現場として大学教員養成に求める課題等について、意見をいただく機会を設けている。そしてその際の意見聴取も十分に踏まえ、本学部教職課程の一層の充実を図るため、本学部教職課程の再点検を行っている。
 また、千葉県や近隣市町教育委員会と連携し、学生の皆さんが千葉県「教職たまごプロジェクト」や市町立小・中学校における教育ボランティア活動への参加を通じて、様々な子どもとの関わり経験を積む機会の創出に努めている。
 
◎教育現場における体験活動・ボランティア活動等
教職たまごプロジェクト(千葉県)や近隣市町教育委員会との連携による教育ボランティア活動に参加し、様々な子どもと関わり経験を積むことを推奨しています。
 
◎教育実習期間中の個別指導
教育実習期間中は教員による実習巡回を適宜行い、実習校の指導担当者と学生の学修状況を把握、共有しながら実習生の指導・助言にあたっています。