本学の体格体力累加測定は、1969年から現在にいたるまで毎年スポーツ健康科学部の全在学生を対象に行われており、スポーツ系大学生の基礎体力および形態データが蓄積されています。本研究の大きな特色は、約50年間分の体力および形態データを活用できる点、1万人を超える同窓生の追跡研究が可能な点、そして、このデータを他の研究者が活用できる点にあります。本研究は複数のユニットで構成し、有機的に相互に連携して研究を推進していきます。
累加測定における測定記録の入力、測定結果の返却、データ集計ファイル作成の一連の作業をデジタル化します。さらに、過去とこれからの調査データを統合管理する仕組みを構築することで、多くの研究者がデータを活用できるようにします。
本学卒業生に対し、特に既往歴や検診結果などの医学的指標を調査し、累加測定で得られた体力測定結果との関連を調べ、健康やさまざまな疾病と青年期の体力に関わる新たな知見を得ることができます。
在学中の生活習慣、競技歴、外傷・障害歴、入学以前の競技経歴などを調査し、体格・体力データとの関連分析から、競技力向上や競技トランスファーに関する新たな知見を得ることができます。
多種目の競技者を対象に競技力やトレーニング効果ならびにケガのリスクに関連する遺伝要因の解明を目指します。また、これらの遺伝要因が卒業後の生活習慣病やロコモティブシンドロームといった疾病リスクに及ぼす影響についても検討します。
体格体力累加測定データを活用するアイデアや追加調査項目について研究者から広く募集します。あなたの研究アイデアに累加測定データをプラスすることで、新たな知見を得ることができます。(申請型研究課題)
ICT化・データ共有ユニット
累加測定における測定記録 / 測定結果データをデジタル化しました。世界的に貴重な50年分の体格体力累加測定データがご利用いただけます。お申し込みは常時受け付けておりますので、以下のリンクからご連絡ください。
※データ利用には一定の条件と規定がございますので、詳細はお問い合せください。
同窓生追跡研究ユニット
本学卒業生の、特に既往歴や検診結果などの医学的指標を調査しています。累加測定で得られた体力測定結果との関連を調べることで、健康やさまざまな疾病と青年期の体力に関わる新たな知見を得ることができます。青年期にスポーツに従事した者の経年での体力の増減データは大きな注目を得ています。本研究での業績はこちらからご確認いただけます。
スポーツ健康科学研究ユニット
スポーツ健康科学研究ユニットでは在学生の生活習慣、競技歴、外傷・障害歴、入学以前の競技経歴などを調査します。体格・体力データとの関連分析から、より細かな分析が可能になります。また、産まれた年ごとのデータの移り変わりにも興味深いものがあります。この研究により、競技力向上や競技トランスファーに関する新たな知見を得ることができます。
最新のデータは実績ページよりご覧いただけます。
遺伝学的研究ユニット
多種目の競技者を対象に競技力やトレーニング効果ならびにケガのリスクに関連する遺伝要因の解明を目指します。また、卒業生の健康観察に加え、遺伝要因の観点でも生活習慣病やロコモティブシンドロームといった疾病リスクに及ぼす影響について研究しています。
最新のデータは実績ページよりご覧いただけます。
Your study
体格体力累加測定データを活用するアイデアや追加調査項目について研究者から広く募集しています。あなたの研究アイデアに累加測定データをプラスすることで、新たな知見を得ることができます。(申請型研究課題)データの利用・アイデアの提案はこちらから常時お申し込みいただけます。
本学の体格体力累加測定は、1969年から現在にいたるまで毎年スポーツ健康科学部の全在学生を対象に行われており、スポーツ系大学生の基礎体力および形態データが蓄積されています。
データの活用依頼・活用アイデア・調査に関するご質問については、お問い合わせフォームからご連絡ください。
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