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スポ健のことならおまかせ! オープンキャンパスで活躍する「広報サポーター」

順天堂大学スポーツ健康科学部では、学生による「広報サポーター」が、学部の魅力やキャンパスライフを自らの言葉で発信しています。
特に夏のオープンキャンパスでは、キャンパスツアーや個別相談、座談会など、さまざまなプログラムの企画を通じて、高校生の不安や疑問に寄り添いながら、順大での学びや生活を紹介します。広報サポーターとして活躍する4人の学生に、活動のやりがいやスポ健の魅力について語ってもらいました。
学生目線の本音を伝えて不安を解消
「葵葉さんの話を聞いてスポ健に入ろうと思いました!」「受験勉強を続けられたのは葵葉さんのおかげです!」。新入生にそう声を掛けてもらえることが、広報サポーターとしてのやりがいや喜びだと感じています。
オープンキャンパスでは、高校生や保護者の方からのさまざまな質問に、自身の経験を交えて本音で答えていることを大切にしています。「順大に入学して良かった!」というポジティブな気持ちはもちろん、少しネガティブに感じたことも隠さず素直に伝えるようにしています。たとえば、寮生活について聞かれた際は「高校時代の友達と遊べなくなるから、入学前は私も寮に入るのがすごくイヤでした。でも、実際に入寮したらとても楽しくて、寮を出たくないと思ったほどです。入寮を理由に志望校から外すのはもったいないですよ」と答えています。寮生活や入試に対する不安な気持ちは、私も経験したことがあるのでとてもよく分かります。だからこそ、自分の経験や感じたことを率直にお伝えし、「なるほど」と納得していただけると、とてもうれしいです。
広報サポーターの活動は、私自身の成長にもつながっています。私は教員を目指しているのですが、保護者の方とお話しする中で、“親目線”の考えに触れられることは、非常に貴重な経験です。また、親元を離れて寮生活をしたことで、家族が何気なくしてくれていた気遣いや、当たり前に受けていたサポートのありがたさにも気付くことができました。オープンキャンパスでどんな質問にも答えられるように、普段からさまざまなことに挑戦したり、人との繋がりをつくることを意識するなど、学生生活の過ごし方も変わりました。多くの素敵な出会いと多様な価値観に触れたことで、人として成長することができたと感じています。

個別相談の様子

座談会で自身の体験談を話す様子
貴重な時間をいただいている意識を忘れずに
広報サポーターに参加したのは、1年生の時に寮で見たポスターがきっかけです。大学の4年間はさまざまな挑戦をして経験の幅を広げようと考えていたので、「やってみようかな」くらいの軽い気持ちで始めたのですが、思った以上に活動が面白く、すっかりのめり込みました。
僕自身は高校3年生の時、スポーツ健康科学部のオープンキャンパスに2回参加しました。谷本道哉先生の模擬授業がとても印象に残っていて、「テレビで観ていた谷本さんって順大の先生だったんだ!」と驚きました。入学後は体操競技の五輪金メダリストである冨田洋之先生の授業も受けました。陸上競技場で村竹ラシッド選手や三浦龍司選手が練習している姿を見かけたり、橋本大輝選手が練習していた体操競技場で実技の授業を受けたり、授業や学生生活の中でトップアスリートのスキルを間近で見ることができ、刺激を受けられる環境は、スポ健の一番の魅力です。これほどスポーツに打ち込め、スポーツ健康科学について学べる環境が整っている大学は他にありません。オープンキャンパスのキャンパスツアーでは、そうした僕の思いも含めて、学内の施設に詰め込まれたさまざまな魅力をお伝えしています。
広報サポーターの活動では、オープンキャンパスの参加者、先生や大学職員の方など、学生以外の方々と話す機会が多く、丁寧な言葉遣い、物事を伝える順序を意識して分かりやすく伝える力も身に付きました。また、高校生や保護者の方と話す際は、貴重な時間を使って足を運んでいただいていることも意識しています。キャンパスツアーで「今日はどちらからいらっしゃいましたか?」と声を掛けると全国各地の地名が挙がり、遠方から来てくださる方がたくさんいることを実感します。せっかく来ていただいたのだから、ツアーに参加して良かったな、順大っていい大学だな、と感じていただけるように思いを込めて活動しています。

座談会の様子

キャンパスツアーの様子
活動で培ったプレゼン能力は将来の力に
オープンキャンパスでは、実際の学生生活の様子をできるだけ詳しく伝えることを大切にしています。特に質問の多い寮生活については、食事や掃除をどうしているのか、どんなイベントがあるのか、医学部の学生との人数比などを丁寧に説明しています。時には、具体的に寮生活を想像してもらえるようスマートフォンで撮った写真をお見せして、不安を払拭できるよう工夫しています。
広報サポーターを始めたばかりの頃は、自分が伝えたいことを話すだけで精一杯でした。しかし、回を重ねるうちに、話したいことを整理して段取りを立てられるようになり、順大の魅力や入試対策のポイントを、より分かりやすく伝えられるようになったと思います。そこで培われた、分かりやすくアピールするプレゼン能力は、将来の目標である教員になった後も活かせる力だと実感しています。
スポーツ健康科学部の魅力の一つに、教職の授業がとても充実しているという点があります。他大学の教育学部の友人の話を聞いてみても、スポ健の教職の授業は手厚く、特に早い段階から模擬授業などで実践的な学びを得られるのは、とても大きな強みです。1つの授業に対して複数の先生からアドバイスをいただけたり、大学院生の意見も聞くことができたり、多様な考え方に触れられる環境も魅力の一つです。スポ健では教員を目指すたくさんの学生が在籍しています。先生方と学生の距離が近く、熱心に指導してくださる姿からは、「教職の順大」への誇りや、順大への愛情を感じることができます。
啓心寮での寮生活、充実したスポーツ設備、実践的で将来に活かせる授業など、スポ健にはたくさんの魅力があります。スポ健に興味を持っている高校生のみなさん、ぜひ私たちと一緒にこのキャンパスで充実した4年間を過ごしましょう!

来場者へドリンク配布の様子

個別相談の様子
豆知識も余すことなく伝えて魅力をPR
オープンキャンパスの良さは、実際にキャンパスに足を運び、スポーツ健康科学部の魅力を肌で感じていただけることです。そのために、学内の施設や情報は隅々まで頭に入れ、余すことなく伝えたいと思っています。キャンパスツアーでは、「3号館の大講義室(301教室)は柱がなく、どこに座っても教壇が見やすい」といった設計の工夫や、「学食のテーブルの脚にはバッグが掛けられるフックが付いている」といった、ちょっとした豆知識まで身振り手振りを交えて紹介しています。みなさんのリアクションを目の前で見られるのが、広報サポーターの醍醐味です。また、参加してくれた方には、自分から積極的に話しかけるようにしています。専門競技を聞いて順大のその部活について話したり、何気ない会話で場の雰囲気を和ませたり。少しでも楽しかったと感じて帰っていただけるよう心掛けています。広報サポーターを3年間務めて、「自分は話すのが好きだったんだ」と初めて気が付きました。人と話すのが苦手だと思っていたのですが、高校生や保護者の方と接する中で、自分の新しい一面を発見できたように思います。
スポ健での学びや部活動も、私の新しい扉を開いてくれました。学びの面では、スポーツ社会学、特にジェンダー学に興味を持ち、高校時代はまったく考えていなかった大学院進学を目指して勉強中です。部活動でも、大学入学を機に陸上競技の選手からトライアスロン競技部のマネジャーになり、スポーツを『する』側から『支える』側に立場を変えました。あらゆる分野で頑張っている学生がいて、仲間と高め合える環境で新しい挑戦ができることも、スポ健の大きな魅力だと思います。
スポ健のオープンキャンパスでは、さまざまなイベントを企画して、学生ならではの目線で学部の魅力をお伝えしています。予約なしの当日参加も可能です(一部は要事前予約)。みなさんのご来校を心よりお待ちしています!

キャンパスツアーの様子

学生ならではの視点で魅力を紹介!
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