医師会について会長挨拶

平成28年に、前任の小川秀興理事長(現名誉会長)の後任として、順天堂大学医師会会長を拝命いたしました。

当医師会は、順天堂大学に在籍している医師により構成され、令和4年12月1日現在会員数は680名を超え、東京都医師会の大学正会員数も550名を超え、東京都医師会の大学医師会の中では有数の規模となっております。

医道の高揚、医学・医術の発達普及および公衆衛生の向上を図るとともに、大学本来の目的である教育と研究の使命達成のため、互助の精神をもって相互の啓発を図ることを設立目的とし、様々な事業を行っております。
例えば、順天堂大学医師会の産業医研修会を3年間受講すれば、50単位を取得でき、日本医師会認定産業医の資格が取れるようになっております。
また、奨励制度として、会員を対象に、順天堂大学医師会賞、ベストクリニカルフェロー賞、順天堂大学医学研究賞、順天堂大学海外留学時助成を設けております。さらに、順天堂大学医学部との共催で、医学部ベストプロフェッサー賞(佐藤・小川賞)、医学部ベストチューター賞(佐藤・小川賞)の表彰を行っております。

学是である人を思いやり慈しむ気持ちを大切にする心「仁」の精神、現状に満足せず、常に高い目標を目指す「不断前進」の理念と出身校・性別・国籍を差別しない「三無主義」の学風を理解、享受し、自己研鑽のもと高い倫理観に基づく教育・研究・診療を実践している順天堂に集う者として、日本医師会、東京都医師会及び地区医師会との連携を深め、社会貢献に努めてまいります。

今後とも、順天堂大学医師会へのご支援を宜しくお願い申し上げます。