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2026.06.09 (TUE)

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スポーツ科学で“10mの可能性”を測る第1回「福島杯」10mスプリント競技会を開催

2026531日(日)、順天堂大学さくらキャンパス陸上競技場において、スポーツ科学的10mスプリント競技会「第1回 福島杯」を開催しました。

 

10mスプリント競技会_サムネイル

   

本イベントは、10mという短い距離を全力で走り、タイムや走りの特徴をスポーツ科学の視点から測定・可視化する取り組みです。当日は大学の寮祭に合わせて開催され、学生や教職員など多くの参加者が集まりました。同じ参加者による複数回の挑戦を含め、延べ100回を超える計測が行われました。

  

スタート1

10Mスプリントに挑戦する学生の姿

スタート2

10Mスプリントに挑戦する学生の姿

 

「福島杯」は、和氣秀文学部長を中心にプロジェクトが進められ、10m走の競技会というアイデアは、本学教員であり、陸上競技の女子短距離界をけん引してきた福島千里助教の発案によるものです。当日は、バイオメカニクス研究室の柳谷登志雄教授をはじめ、研究室の学生・大学院生が、光電管などの測定機器の設営、タイム計測、運営を担当しました。また、大会ポスターや表彰状、記録証等の制作は、科学コミュニケーション研究室の山田泰行先任准教授が担いました。

  

測定の様子

測定をおこなうスタッフの様子

記録証

参加者に渡された記録証(山田先任准教授作成)

  

競技では、参加者それぞれが自由なスタート方法で10m走に挑戦しました。スパイクは使用せず、フライングに注意しながら、公平な条件のもとで記録を計測しました。先端的な機器を活用した測定を通じて、参加者にとってスポーツ科学の技術を身近に体験できる機会となりました。

  

スタート3

挑戦する寮生の姿

測定タイム

リアルタイムで記録が掲示される

 

参加者は、記録が表示されるたびに歓声を上げたり、自身のタイムを確認したりしながら、10m走に挑戦しました。なかには、自己記録の更新を目指して繰り返し挑戦する姿も見られました。10mという短い距離だからこそ、年齢や競技経験を問わず、誰もが楽しみながら参加できることも本競技の特徴です。陸上競技部以外の学生からも数多くの好記録が生まれ、会場は大いに盛り上がりました。

 

実施風景①

寮生が集合して10Mスプリントを観戦・出場

実施風景②

寮生が集合して10Mスプリントを観戦・出場

  

表彰①_トリミング済

表彰式の様子

表彰②

表彰式の様子

  

見事、激戦を制したのは、男女ともに陸上競技部の学生でした。

男子の部では吉田吏玖さん(1年生)が優勝しました。記録は、スタートの合図に対する反応時間を含む「リアクションタイムあり」が1.79秒、反応時間を除いた「リアクションタイムなし」が1.65秒でした。

女子の部では高橋結愛さん(1年生)さんが優勝しました。記録は、「リアクションタイムあり」が2.19秒、「リアクションタイムなし」が1.94秒でした。

 

吉田さんは、「リラックスして臨むことができました。陸上部の先輩に勝てたことが嬉しかったです。インカレでも頑張りたいです。」とコメント。また、高橋さんは、「優勝できるとは思わなかったです。フライングしないように気をつけました。インカレでも負けないよう頑張りたいです。」と話してくれました。

 

今後、優勝者のお二人はインカレをはじめとする全国大会の舞台で、さらなる活躍を見せてくれることを期待しています。

 IMG_9264_トリミング済

 激戦を制した高橋結愛さん(左)と吉田吏玖さん(右)
中央は本企画をサポートしてくれた啓心寮 寮祭実行委員長で室長の上里真麻さん(2年生)
 

和氣秀文学部長コメント

10m走は、小さな子どもから高齢者まで、誰もが、いつでも、どこでも取り組める可能性を持った競技です。短い距離であるため怪我のリスクも比較的少なく、広い場所を必要としない点にも大きな意義があります。また、誰が勝つかわからない面白さがあり、普段運動部に所属していない人が好記録を出す可能性もあります。

瞬発力や全身的な運動能力を評価する新たな指標として、今後さらに発展していくことを期待しています。今回、多くの皆さまのサポートにより、第1回大会を成功させることができました。今後も継続的な取り組みとして発展させていきたいと考えています。

和氣先生
和氣先生
発案者・福島千里助教コメント

このたびは多くの方々のご協力により、このような形で10m走のイベントを実施することができました。参加者の皆さんが、少し恥ずかしさを感じながらも実際に挑戦し、走ってみると「自分は今どれくらい走れるのだろう」と楽しみながら取り組んでいる様子がとても印象的でした。タイムが可視化され、ゲーム感覚で挑戦できることも、この取り組みの大きな魅力だと思います。

思い描いていたことが形になり、想像以上の広がりを感じることができました。この10m走の取り組みが、今後、皆さんの文化として根づいていくことを願っています。

発案者・福島先生
福島先生

スタッフ集合写真

大会運営スタッフ集合写真

今回の「第1回 福島杯」は、トップアスリートの記録に挑戦するだけでなく、参加者一人ひとりが自身の身体能力や可能性を知り、スポーツ科学を身近に体験する機会となりました。

 

今後も順天堂大学スポーツ健康科学部では、研究・教育・実践をつなぎ、スポーツ科学の知見を社会に還元するとともに、誰もがスポーツに親しみ、自身の可能性に挑戦できる機会の創出に貢献してまいります。

研究者情報

[スポーツ健康科学部][スポーツ健康科学研究科]
福島 千里 FUKUSHIMA Chisato 助教

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[スポーツ健康科学部][スポーツ健康科学研究科]
山田 泰行 YAMADA Yasuyuki 先任准教授

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[スポーツ健康科学部][スポーツ健康科学研究科]
柳谷 登志雄 YANAGIYA Toshio 教授

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[スポーツ健康科学部][スポーツ健康科学研究科]
室伏 由佳 MUROFUSHI Yuka 先任准教授

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