2024年2月2日（金）12：15-12：45に、センチュリータワー南7階S703号室（基礎研究医養成プログラム室）における現地講演＋Zoomによるハイブリッド形式で、2023年度第2回ランチタイムセミナーを開催しました。
第2回は、解剖学・生体構造科学講座の川崎優人先生にご講演いただきました。
川崎先生は当プログラム登録生として解剖学・生体構造科学講座で活動され、卒業後すぐに初期臨床研修と並行して基礎系大学院に進学、2022年3月に初期臨床研修を修了、2023年3月に大学院を修了、博士号を取得され「基礎研究医」になられた先生です。
今回は、「人体の謎を形態学の手法で解明する～実習検体を用いた肉眼解剖から電子顕微鏡を用いた組織解剖まで～」と題して、主に肉眼解剖での肩甲上動脈の起始と走行のバリエーションの研究について、また組織解剖では糸球体内皮細胞の3次元構造と血尿モデルの構造解析についても触れていただき、さらには学生時代から研修医・大学院時代、現在に至るまで研究活動を継続する中で感じた基礎研究の魅力についてご講演いただきました。
参加者からは、当プログラムを終えた方の経験が聞けて良かった、研究の魅力や研究医という職業についても知ることができた、解剖学講座では何が行われているか知ることができた、先生が感じたことを聞くことができ、どのように研究をするのか考えることができたなど、川崎先生の研究内容、ご講演を通して、基礎研究への興味、また研究医に対する興味を持った方が多かったようです。