クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • 体操競技部

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

体操競技部 集合写真※

2022年度クラブ活動の状況

 2022年度は依然として感染症対策が行われる中多くの大会で観客の入場制限が緩和され、昨年度に比べ活気ある大会開催となった。
 8月に三重県で行われた全日本学生体操競技選手権では男子が団体優勝三連覇を果たし、女子は団体3位と初の表彰台となった。個人総合では橋本大輝が優勝、三輪哲平が2位、江俣有寿彩が5位、村山覚人が7位と好成績を残し、男子種目別では橋本大輝がゆか、あん馬、平行棒、鉄棒で優勝、つり輪、跳馬で2位、三輪哲平が平行棒、鉄棒で2位、ゆかで6位、つり輪で5位、跳馬で4位、江俣有寿彩がゆかで4位、つり輪で8位、鉄棒で6位、村山覚人があん馬で7位、平行棒で7位、森川顕範が平行棒で7位、日髙大輝が鉄棒で7位となった。女子種目別は新山愛望が跳馬で6位、髙木藍が段違い平行棒で4位、槇林凜が段違い平行棒で7位となった。
 6月に行われた全日本タンブリング・ダブルミニトランポリン競技選手権では北折愛里が昨年に続き優勝を果たした。7月に行われたワールドゲームズ2022では4位で予選を通過し、決勝では5位となった。
 12月に福井県で行われた全日本体操団体選手権では男子団体が4位、女子団体が7位となった。
 関東新人学生体操競技大会では女子団体が2位となり、個人総合では男子は魚谷匠史が2位、野瀬篤人が3位、女子は新山愛望が優勝、本宮佳奈が4位、青木萌が6位、髙木藍が8位となった。同期間に行われた関東学生体操競技選手権交流大会では男子個人総合で岡戸祥馬が8位、女子種目別で水野日葵が段違い平行棒で7位、ゆかで8位、赤穂羽奈が跳馬で8位、ゆかで6位、鈴木栞奈が段違い平行棒で3位、平均台で4位、栃原亜子が平均台、ゆかで6位、豊田望が跳馬で4位となった。

(マネージャー 小西優月)

2022年度を顧みて(男子)

 2022年はユニバーシティーゲームズとアジア競技会、そして世界選手権の3大会が国際大会として開催予定でしたが、新型コロナの影響で2大会が延期となり、リバプールにて開催された第52回世界選手権のみとなりました。世界選手権へは橋本大輝(3年)が日本代表に内定していたため、残り4枠のうち本学関係者がら何名代表に選考されるかが、最初の大きなテーマとして活動してまいりました。結果として熾烈な争いを制した谷川航(H30年度卒)、谷川翔(R3年度卒)の2名を加えた、計3名を日本代表として本学関係者から輩出することができました。

 世界選手権の団体決勝おいては苦しい試合展開の中、チーム全員が最後まで諦めることなく、粘り強く演技を続け団体銀メダルを獲得、個人総合においては橋本大輝が中国選手との一騎打ちとなり、貫禄のある演技で見事に金メダル、その勢いのまま種目別ゆか・鉄棒において銀メダルと計4つのメダルを獲得してくれました。また、勝負強さを発揮した谷川航が個人総合銅メダルを獲得してくれました。


 国内大会としては、6月に開催された第55回東日本インカレにおいて日本体育大学を振り切り団体優勝、8月に開催された第76回全日本インカレにおいても堂々たる演技を披露し、3連覇13度目の団体優勝を果たすことができました。個人総合においても橋本大輝が昨年に続き、3連覇を成し遂げました。

 続いて12月に開催されました第76回全日本団体総合選手権大会においては、社会人チームの勢いにおされ、団体総合4位という結果となりました。


 一年間を通して、好成績を残してくれた喜びはあったものの、コロナ禍での対応や競技会の連戦による身体の不調など苦難を強いられる場面が多く、やはり競技会に向けた準備の重要性、継続することの大切さと難しさを再認識する一年でありました。この教訓を活かし、更なる向上に繋げていきたい。

(男子監督 冨田洋之)

2023体操競技部_スナップ写真①

2023体操競技部_スナップ写真②

2022年度を顧みて(女子)

 本年度は、新型コロナウイルスの感染拡大が未だ収まらないものの、競技会は感染防止対策を講じながら、ほぼ例年通りの開催が行われた。

 第76回全日本インカレにおいては、本年度の目標であった全日本インカレ表彰台を見事に達成、史上初の3位入賞を成し遂げた。
 全日本団体選手権では、本年度の最大の目標と掲げた「全日本団体選手権入賞」を達成すべく、女子部員が一丸となり、日々全力で練習に取り組んだ結果、大激戦の末、見事に7位入賞を果たすことが出来た。昨年度の最下位という大きな屈辱からの見事な結果を残してくれた。


 タンブリング競技に目を向けると、「タンブリング競技のオリンピック」と呼ばれるワールドゲームズ(アメリカ)にて開催され、北折愛里が日本代表として出場、見事に7位入賞という素晴らしい結果であった。11月の世界選手権(ブルガリア・ソフィア)にも出場するものの、実力を発揮することが出来ずに悔しい結果となったが、来年度以降に繋がる演技であった言えるだろう。
 

 来年度は、世界選手権日本代表の新入生が加入し、大型補強が実現したチーム体制となる。選手一人一人が主体的に競技力向上に臨む姿勢を持ち続けながら、一致団結して「日本一」を目指すということに固執して日々の練習に励んでもらいたいし、指導陣においても、日々の努力を怠らずに、常に謙虚な姿勢を忘れることなく「挑戦者」の気持ちを持ちながら、一層の努力を持って練習に取り組み、日々精進していく所存である。

(女子監督 原田睦巳)

2023体操競技部_スナップ写真③

2023体操競技部_スナップ写真④

2023年度の抱負

 前年度男子は東日本インカレ、全日本インカレを制することができました。しかしながら12月の全日本団選手権では表彰台に登ることができず、4位と悔しい結果となりました。一方、前年度女子は全日本インカレで3位となり、順天堂大学の女子としては初めての表彰台に立ち、次ぐ全日本団体選手権においても7位と目標にしていた入賞を果たすことができました。 

 

 今年度の男子の目標は東日本インカレ、全日本インカレ、全日本団体、新人戦で優勝し、4冠を達成することです。女子の目標は東日本インカレ、全日本インカレで優勝することと、全日本団体選手権で、3位以内になることです。                                                                                   また、今年度はパリ五輪の1年前と重要な1年であるため、男女含め1人でも多くの日本代表選手を順天堂大学体操競技部から輩出し、来年のパリ五輪に繋がる結果と演技ができるように頑張っていきたいと考えています。

 

 チームとしての目標、それぞれ個人としての目標を明確に設定し、それらの目標を達成するためにも部員一人一人が日々の練習を努力することはもちろん、生活面など全てのことにおいて順天堂大学体操競技部員であるという自覚を持って行動していく所存です。また、日頃から私たちのためにご尽力いただいている方々への感謝の気持ちを忘れずに、部員全員で団結し、協力し合い、目標を達成できるように頑張っていきたいと思います。

(主将 橋本大輝)