クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • 蹴球部(男子)

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

蹴球部(男子)集合写真

2022年度クラブ活動の状況

 私たち男子蹴球部は、「元日国立で日本一」を目指し「全てのタイトルを獲得する」という大きな目標を達成すべく、勝利にこだわり多くの試合を1年間戦い抜いてきました。新型コロナウイルスの影響で年間を通して過密日程とはなりましたが、「日本一」になるため一つでも多くの試合に勝てるよう日々トレーニングを積み上げました。

 トップチームは、シーズン開幕から思うように結果を残すことができず関東大学サッカーリーグでは、2008年以来となる2部降格という非常に悔しい結果となってしまいました。また、千葉県選手権では連覇を逃し、夏の全国大会である総理大臣杯には3年ぶりに出場することはできましたがベスト8と全ての大会において目標を達成することができず、不甲斐ないシーズンとなってしまいました。

 B1チームにおきましても3年間続いていたチャンピオンシップへの出場を逃したこと、B2チームにおきましても1勝の重みに泣き昇格を逃すなど、180名を超える部員全員が各カテゴリーで悔しい思いを経験しました。しかし、厳しい社会情勢の中でもチームが「日本一」になるためにそれぞれがどのような行動をすべきかを日々試行錯誤を繰り返し活動してきました。この経験を活かし、2023シーズンこそ、悲願の「日本一」そして我々がいるべき場所である関東1部へ1年での復帰を掴むべく、全部員が蹴球部としての自覚を持ち、より強いチームを作っていきたいと思います。

 今シーズンは入場規制がかかる中でも、多くの方々に会場まで足を運んでいただき応援していただいたこと、心より感謝申し上げます。来シーズンに向けて、より一層成長し全部員一丸となって日々のトレーニングに取り組んでいきたいと思います。日頃から応援してくださってる方々に、日本一という結果で恩返しができるよう一歩一歩前進していきますので、これからも温かいご支援、ご声援のほどよろしくお願い致します。

(主務 後藤彩希)

2022年度をを顧みて

 2022年は例年同様に3チームが蹴球部の代表として公式戦に臨んだ。コロナ前の状況に完全に戻ったとはいえないものの、一部の試合が有観客で開催されるなど、サッカー界全体の流れに呼応するように大学の公式戦も少しずつコロナ以前に戻りつつある。ただし、部内では、学内の感染対策に則り、他大学よりも厳しい制約を強いられ、部員、スタッフ共に精神的に難しいシーズンであったといえる。本来であれば、部員の保護者、OBなど蹴球部に関わる学内外の方々と、事あるごとに部員達が交流するなど、接点を多く持ちながら、一体感を持って1年を過ごしたいところであったが、それも叶わなかった。この点はコロナの社会情勢を踏まえて改善したい。


 残念ながらリーグ戦においては3チーム共に昨年を上回る成績をおさめることができなかった。TOPチームにおいては2008年以来の2部降格となった。ただし、前年は全国大会の切符を手にすることはできなかったが、上半期の全国大会である総理大臣杯ベスト8やB1チーム、B2チームがリーグ戦の最終盤に一体感が出てきたことは新シーズンに向けた一縷の光明である。


 シーズン終了後に、部員、スタッフ間で部の在り方について広く議論し、2023年シーズンは、まさに今シーズンのテーマ『原点回帰』であり、この原点は、順天堂大学蹴球部創部以来の『蹴球部らしさ』を取り戻すことである。学ぶ意欲、成長する意思のある学生を広く受け入れてきた蹴球部は、200人に迫る部員数となった。このような大所帯ではトップダウン方式でまとまりのある組織になるのは難しい。一人ひとりが他者を思いやり慈しむ心、そして自治三訣の感性が肝要となる。この精神があれば、必ず部員が成長を実感できる組織となるだろう。多様なプロフェッショナルを目指す部員達の自己実現を支えたいと思いますので、新シーズンも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(部長 鈴木宏哉)

2023年度の抱負

 順天堂大学蹴球部は全国制覇を目指し日々トレーニングに励み、お互いを高め合ってまいりました。昨年の成績は、第96回関東大学サッカーリーグ戦第11位、また第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントに出場することが出来なかったですが、一昨年度の悔しい思いを晴らしアミノバイタルカップ2022第11回関東大学サッカートーナメント大会6位という成績を収め、第46回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントに出場することができました。しかし結果はベスト8と満足のいく結果を残すことができませんでした。その後の試合も波に乗れず、第71回全日本大学サッカー選手権大会の出場権を獲得することができませんでした。

 

 シーズンを通してとても悔しい想いを部員全員が感じています。この悔しさを糧に今シーズンは必ずタイトル獲得という目的を達成し、必ず一部リーグに返り咲きたいと思います。そのためにも蹴球部の活動だけでなく学校や私生活においても学生の本分を全うし、自分が何をするべきなのかを一人一人が見つめ直すことが大切だと強く感じます。当たり前だと思っていたチームの結束、信頼、向上心、個の目標。改めて立て直しチームとして人として成長できるシーズンにしたいと考えています。

 

 まだまだ収束することのない新型コロナウイルスですが、難しい社会情勢の中でもサッカーができる環境があること、様々な方々の支えがあり部活動をできたことを心より感謝しております。順天堂大学に関わる全ての方々への感謝の気持ちを忘れず監督、スタッフ、部員全員で2023年、1年間を通して頑張っていきます。何卒、順天堂大学蹴球部への変わらぬ御声援の程、宜しくお願い致します。

(副将 樋口堅大)