クラブ・同好会お知らせ

2022年度クラブ活動の状況

　2022年度、女子蹴球部は鈴木宏哉部長をはじめ、沢山の先生方、大学院生の方のサポートのもと、部員39名で活動してきました。2022年度は、「心動」というコンセプトを掲げ、心を動かし、一人一人が考え行動しながら全員でより良い組織を創りあげようと取り組んできました。チームに貢献するために各々がどうあるべきか、課題を解決するためにどう向き合うべきかを考え続けた1年でした。

　新型コロナウイルスの影響で延期となる試合もありましたが、多くの関係者の方々のご支援、ご尽力もあり、年間30試合を越える多くの試合を無事に終えることができました。2022年度は大会目標として関東大学女子サッカーリーグ1部昇格、千葉県女子サッカーリーグ優勝、千葉県女子サッカー選手権大会優勝を掲げました。千葉県女子サッカー選手権大会では、格上の相手に勝利し、昨年に引き続き優勝することができました。しかし、リーグ戦を通じて自ら課題を発見・発信し、変化していくことがなかなかできず、関東大学女子サッカーリーグ、千葉県女子サッカーリーグでは目標とするところに届きませんでした。関東大学女子サッカーリーグでは入替戦に出場しましたが、個人の能力やチーム力で相手を上回ることができず、「1部昇格」の壁の高さを痛感しました。目標を達成するためにさらなる変化が必要であること、互いに高め合えるような関係性を築くことの大切さを学びました。

　今後、これまで積み上げてきたものを見失うことなく、さらなる高みを目指して成長していきたいと思います。
　最後になりますが、今年度も大学関係者の皆様、保護者をはじめ日頃から応援してくださる皆様からのご支援、ご協力が大変力になりました。改めて感謝申し上げます。来年度も引き続き、順天堂大学女子蹴球部を宜しくお願い致します。

（主務　山下楓加）

2022年度を顧みて

　関係者の皆様、今シーズンもあたたかいご支援とご声援を誠にありがとうございました。2022年度のシーズンは、あと一歩、目標に届かない悔しいシーズンとなりました。

　始動から上級生を中心に、昨シーズンの課題であったセットプレーの改善にあたり、セットプレーからの失点を激減させる事ができました。また千葉県リーグでは、格上相手にチームとして機能する試合で勝ち点をもぎ取る好ゲームを演じ、千葉県選手権では創部史上初の連覇、関東リーグでは上位校相手に、臆する事なくフェアに粘り強く戦い勝利することができました。しかし、あと一歩のところで私たちの弱さが露見し、昇格という目標が遠ざかってしまいました。新型コロナウィルスとの戦いも含め、一人ひとりが自立し、厳しくもあたたかいお互いを高め合える人間関係がチームに常にあれば、目標とする一部昇格を成し遂げられたのではないかと考えています。

　日々の日常を大切にし、学生生活と大学サッカー生活、そして学生一人ひとりがそれぞれの将来に向けた努力を惜しまず、自らの成長と他者への貢献を求め、自ら責任を負い、一人でどうにもならないことを補完する姿勢を貫徹できるよう精進して参ります。

　保護者、卒業生、大学関係者、メディカルスタッフの皆様、今シーズンもあたたかいサポートをいただき、心より感謝申し上げます。また４年生は４年間、本当にお疲れ様でした。次のステージでの活躍を心より願っています。
　来シーズンも変わらぬご支援、そしてご指導、ご鞭撻のほど何卒、よろしくお願い申し上げます。

（監督　島嵜佑）

2023年度の抱負

　女子蹴球部は、「人として、学生として、サッカー選手として成長を志すとともに、所属する意味と責任を自覚し、仲間を想いやり、組織の発展に貢献すること」を理念として掲げ、日々活動しています。この理念のもと、2023年度はありのままの自分やチームとまっすぐ向き合い、仲間と想いを共有しながら、一人一人がより大きく成長するとともに、全員が切磋琢磨してより良い組織を創りあげられるよう精進していきたいと思います。

　
　2022年度は関東大学女子サッカーリーグ2部において第2位という結果を残し、入替戦に出場しました。格上の相手と対戦し、個人としてもチームとしても力及ばず、1部昇格という目標を達成することができませんでした。この敗戦から、目標を達成するということは容易ではなく、一戦一戦最善の準備をして望むだけでなく、日々の練習から真摯に課題と向き合い、選手同士の関係性の中で課題を解決していく必要があると強く感じました。

　
　2023年度も関東大学女子サッカーリーグ1部昇格を目標として掲げます。これまでと同様の取り組みでは目標を達成することはできません。ここまで積み重ねてきたものを土台として、さらに意識を高く持ち、これまで為し得なかった目標を達成することができるよう、全員が責任を持ち、行動していきます。

　
　最後になりますが、昨年度は新型コロナウイルスの影響により、様々な行動が制限される中、先生方、関係者の皆様のご尽力のおかげで、無事に活動を終えることができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。2023年度も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

（主将　山下楓加）