クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • 自転車競技部

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

自転車競技部集合写真

2022年度クラブ活動の状況

 今年度は一年生が5人入部し、総勢16人での活動となりました。新型コロナウイルス感染症の脅威は昨年よりも収まってきつつありますが、部員一同気を抜かず昨年と同様に感染症対策を徹底して活動をしてまいりました。

 今年度は昨年度よりも競技場での練習を多くとり、ロード競技と併せてトラック競技にも力を入れてきました。大会結果を踏まえ、しっかりと強化する部分を見極めながら練習に向かっていく選手が多くいました。また、長期遠征や遠路の遠征が数多くありましたが、部員間で遠征前にしっかりと計画を立て、イレギュラーなことでも臨機応変に対応することができました。そして、昨年度の幹部交代から月に1回のミーティングを重ねることによって部員間の意識を統一するとともに、オフシーズンの間のトレーニング法などを共有し、お互いに意識を高めあってまいりました。少しでも部員全員と顔を合わせて話すことによって、年々順天堂大学自転車競技部の結束力が強くなっているように感じます。

 9月に鹿児島県で行われたインカレが終わり10月に入り、本格的に冬季練習が始まりました。選手は個々人でウエイトトレーニングやワットバイクを取り入れた練習など来シーズン納得がいくような結果を出せるよう、日々体力づくりに励んでいます。

 今年度は毎遠征ごとに引率して下さった先生方やコーチ陣、日々支えていただいているOB・OGの先輩方のお力添えもあり、順天堂大学自転車競技部がより良い方向に成長できるよう部員一丸となって挑むことができたシーズンでした。来年度もこの流れをさらにより良い方向へと向かうよう精進してまいります。

(主務 羽鳥萌和)

2023自転車競技部_スナップ写真①

2023自転車競技部_スナップ写真②

2022年度を顧みて

 2022年度は初心者を含む5名の新入部員を迎え、中長距離を中心に選手層が厚くなりました。自主性・自律性を重んじる練習の中では、各自が目標をもって努力を継続する必要がありますが、多くの選手にその習慣が身に付いたと思います。トラックレースに目標を置く短距離の選手たちは、ウエイトトレーニングの重要性を理解し、筋力の強化をはかることができていました。ロードレースに目標を置く中長距離の選手たちは、上位争いをするために必要な走行距離と、試合出場数を積み上げることができたと思います。選手の人間関係も良好であり、互いに時間を調整して実走練習にでかけるなど、チームワークを大切にする風潮もみられました。上級生の適度な影響力や、スタッフの献身的なサポートもチームに良い影響をもたらしていました。これらの活動の成果として、インカレ男子では数年ぶりとなる男子トラック種目のポイント取得を達成しました。女子もまた、限られた選手数で数多くの種目に出場し、最大限のポイントを取得することができました。


 私が監督に就任してから掲げてきた5つの方針(①人間力、②文武両道、③自律性、④筋力主義、⑤少数精鋭)は、自転車競技部の組織風土として定着してきたと感じています。一方で、昨年から課題視してきた「安全性」の強化は、まだまだこれからであると思います。2021年度より初心者を安全に試合に出場させるための準備を課題としてきましたが、2022年度はインカレの集団落車事故をうけ、経験者でも天候、悪路、レース展開によっては大きな事故につながるということを再認識させられました。ミーティングの場を最大活用しながら、リスク管理・危機管理を徹底し、全ての選手とスタッフの自己実現の場をデザインしていきたいと考えております。

 2023年度も順天堂大学自転車競技部の応援をよろしくお願いいたします。

(監督 山田泰行)

2023自転車競技部_スナップ写真③

2023自転車競技部_スナップ写真④

2023年度の抱負

 2022年シーズンは、全日本大学対抗選手権、通称インカレのトラックにおいて大学ポイントを獲得するなどここ最近のシーズンではなかった活躍をすることができました。また、ロードは昨年に引き続き多くの大会で入賞をおさめるなど強豪校と呼べるまでに成長したといえるでしょう。それは偏に日々応援、サポートしてくださっている皆様のお力添えがあったからに違いありません。そのおかげで選手は競技の事だけを考えて結果を追い求め、万全の状態で毎試合挑むことができました。

 

 2023年は今まで通り取り組んできていた個人種目はもちろんの事、チーム種目でもインカレで上位にくい込んでいくことができるポテンシャルが順天堂大学自転車競技部にはあると感じています。したがって、個人種目、団体競技共に練習を積んでインカレや学生選手権などの大きな大会で確実に結果を残していけるよう、選手間で密にコミュニケーションを取り合いながら競技力の向上を測っていきます。また、昨年度に続いて定期的にミーティングを取り入れていくことで部全体でも一人一人のおかれている状況を把握して、切磋琢磨しながら競技に取り組んでいくことができると感じました。

 

 まだまだ新型コロナウイルス感染症の影響などもなくなったとは言い切ることはできませんが、徐々に規制なども緩和されていく年になると思います。部員一人一人が明確な目標をもって支えあいながら練習に励んでまいりますので、今後も順天堂大学自転車競技部の応援、よろしくお願いいたします。

(主将 塩出皓成)