クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • 柔道部

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

柔道部_集合写真※

2022年度クラブ活動の状況 

4月
今年度も4月から新入生が練習に参加し、基礎練習や技術練習を中心に行う日を作り、部員全員が基礎的な技術を向上することができた。
5月
5月29日に東京学生柔道優勝大会が行われ、男子はベスト16、女子はベスト8という結果に終わった。
6月
6月25.26日に全日本学生柔道優勝大会が行われ、男子はベスト16、女子はベスト32という結果に終わった。
7月
7月10日に行われたJOC杯東京都ジュニア柔道体重別選手権大会では、20歳以下の部員が出場し、男子60kg級で田中心選手が準優勝することができた。また、下級生に感化され上級生の練習にも気合が入っていた。
8月
柔道部トレーニング合宿が八ヶ岳、富士山で行われた。ランニングや補強トレーニングを中心とし、体力や精神力を向上させることができた。また、最終日には富士山の登山に挑戦し、多くの部員が登頂することができた。
9月
9月4日には東京学生柔道体重別選手権大会が行われ、男子3名女子1名が全日本学生への切符を勝ち取った。
10月
10月1.2日に全日本学生柔道体重別選手権大会が行われた。また、10月24〜26日に全日本学生柔道体重別団体優勝大会が行われ、4年生の最後の公式試合が終了した。
11月
11月は文京柔道大会、千葉県学生柔道体重別選手権大会、湊谷杯全国学生柔道体重別選手権大会が行われ、多くの部員が試合に出場することとなった。また、試合に向け雰囲気の良い練習を行えていた。
12月
12月24日に幹部交代式が行われ、新たに3年から幹部が選ばれた。練習では新体制の下、来年度のさらなる躍進のために練習に熱が入っていた。

(主務 乙谷陽平)

2023柔道部_スナップ写真①

2023柔道部_スナップ写真②

2022年度を顧みて

 今年度のチームは,1年から団体のレギュラーとして活躍した4年の籾山,多田を中心としたメンバーで構成された.そして順天堂大学柔道部の歴史的な1ページとして,女子の団体戦デビューも大きな話題となった.


 5月末に開催された東京学生柔道優勝大会にて,男子はI H上位者が集う早稲田大学を相手に1対1の代表戦にて惜敗した.女子も華々しくデビューを飾ったものの,優勝した国士舘大学に完敗し,悔し涙を流した.しかし男女共に全日本学生への切符を手にすることができたと共に,練習の成果が身に付いていることを実感できたと感じる.1ヶ月後に開催された全日本学生柔道優勝大会では,男子はベスト8,女子は初戦突破を目標に掲げ試合に臨んだ.ベスト8をかけての勝負では,昨年完敗を喫した東洋大学との対戦となり,またしても代表戦にて惜敗する結果となった.女子に関しても優勝候補の一角である淑徳大学に初戦で敗れてしまい,男女揃って目標を達成するに至らなかった.


 柔道部では以上の結果を踏まえて,夏のトレーニング合宿を計画し,高地でのランニングトレーニングや富士登山を実施した.大変厳しいスケジュールであったが,合宿を終えた学生の顔は清々しく,一回り大きく成長したように感じた.
 9月に開催された東京学生柔道体重別選手権においては3年の寺戸(100kg級),4年の平田(60kg級),4年の籾山(81kg級)に加え,女子の杉田(78kg級)が上位入賞し,全日本学生柔道体重別選手権の切符を手にするが,全国の壁は厚く,目標を達成することが叶わなかった.男子が臨んだ11月の全日本学生柔道体重別団体優勝大会においては,初戦から強豪校の山梨学院大学との対戦となり,ここでも代表戦で惜敗する結果となった.


 来年度に関して,男子は接戦を競り勝つ地力をつけること,女子は団体戦で勝利を収めることを祈念して,学生達の奮闘に期待したい.

(監督 竹澤稔裕)

2023柔道部_スナップ写真③

2023柔道部_スナップ写真④

2023年度の抱負

 私は順天堂大学柔道部の主将として、この一年を大会での結果としても、質の高いチーム力・組織づくりの面でもこれまでの歴史に残せるようなものにしたいと考えている。そのためにここまで3年間柔道部に所属した中で順天堂大学柔道部の強みと今ある課題を見つめ直し、目標達成のために必要なことを主将として部員の前に立ち示していきたい。

 

 ここでの目標とは、大会結果の面から言うと全日本学生柔道優勝大会と全日本学生柔道体重別団体優勝大会の2つの全国大会において過去最高成績であるベスト8を達成することである。チーム作りの面においては、大会結果を残すための組織作りはもちろんのこと、卒業後大学柔道での学びを通して社会に貢献することができるような柔道人であることの自覚や意識を高め、切磋琢磨しながら目標達成のための努力ができるようなチームを作ることが目標である。これらを達成するために主将として常に部員のモチベーションを上げるような存在でありたいと思う。稽古の中でも自分自身が率先して取り組む姿を見せることや周囲をしっかりと見て声かけを行い士気を上げること、チーム内でのコミュニケーションを充実させることなどたくさんのやるべきことを徹底し、意識の高い稽古や生活につながるようにしていきたい。

 

 そしてなにより、順天堂大学の歴史を作ってきてくださったOBの方々や指導してくださる先生方をはじめとする周囲の人に感謝の気持ちを忘れないように新チームをスタートさせていきたい。

(主将 小林岳)