クラブ・同好会お知らせ

2022年度クラブ活動の状況

　順天堂大学ダンス部(通称:JUD)には総勢約70名の部員が所属しています。スポーツ健康科学部、医学部、医療看護学部、国際教養学部、保健医療学部、医療科学部の6学部が合同で活動している部活です。JUDには、hiphop、break、lock、house、pop、jazz、jazzhiphop、waack、krump、freestyleのジャンルがあります。練習は週に3回、4〜7時間、順天堂大学さくらキャンパスの第2体育館で活動しています。

　

　今年度はコロナの影響で泰然の庭パフォーマンスは実施できませんでしたが、関東学生ダンス連盟主催のダンスイベントへの参加、学内外でダンスイベントを主催するなど様々な活動を行いました。その他、招聘されて学外イベントに参加したり、数名の部員がJr.UDとして酒々井町の小学生にダンスを教える活動もしています。そして、JUD最大のイベントが秋公演です。秋公演は4年生の集大成でもあり、一丸となって力を入れています。今年は曳舟文化センターにて昼夜2回公演「Focus」を開催しました。

　
　令和4年度は「Be your home JUD」をスローガンに掲げて活動して参りました。このスローガンには、どんな時でも戻ってこられる暖かい居場所を守り続けたいという想いを込めています。大学生という時間を自由に使える年代になり、自分で選択するタイミングも増えていきます。ダンス部に入部する、ということも大きな決断の一つです。そんな決断を後悔させないように、何かあっても自分の味方が必ずいて帰りたくなる環境を創りあげようと30代全員で決意し、励むことが出来ました。

　
　JUDは楽しく活気に溢れており、順天堂大学内部だけでなく様々なイベントに参加することで色々な大学と関わったり、ダンスで地域の人々と交流したり、自分たちのイベントにたくさんの人を呼んだりと、精力的に活動をしています。

(主務　久松由季）

2022年度を顧みて

　今年度は平成5年の同好会創設から数えて31年目、記念すべき第30代の執行代となります。
　コロナ禍では本来のパフォーマンスを展開できずにおりますが、3年目の今年度は行動制限が少しずつ緩和されましたので、状況を見ながら自主イベント開催、外部イベント参加をいたしました。新歓イベントKUDや学内発表会DDT、春J-Grooveは第2体育館にて有観客で開催、関東学生連盟Σ主催の春パーティにも出演できました。

　
　8月にはコロナ禍で初めてとなる学外会場でのクラブイベント夏J-Grooveをパームス秋葉原にて外部ダンサーも招聘して開催。イベントは盛況理に終わりましたが、コロナ第7波と重なり翌日から部員の陽性連絡が次々と入る事態となりました。感染対策は徹底しておりましたが、狭いイベント会場で長時間一緒に活動することの危険性を痛感いたしました。幸いイベント後は夏休みのオフ期間でしたので授業や部活動に支障はありませんでしたが、感染した部員やご家族、観客の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

　
　その後は部員の意識も高まり、これまで以上に感染対策を強化しながら活動いたしました。11月6日には曳舟文化センターにて秋公演「focus」を昼夜2回公演で開催。多くの観客の皆様から称賛の声をお寄せいただきました。おかげさまで事故も感染者が出ることもなく、無事、成功裏に終演できましたことが何よりの喜びです。そのほか、順風祭の泰然ステージやイオンモール成田でのイベント出演依頼もあり、長らく制限されてきた文化活動への憧憬、ダンスへの期待が高まってきていることを実感いたしました。夜明けは近いと信じたいです。

　
　最後になりましたが、ダンス部の活動にご理解ご協力を賜りました大学関係者、ご家族、OBOGの皆様に心から感謝いたします。今後ともご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

（部長　中村恭子）

2023年度の抱負

　2023年度のスローガンは、「Crazy about beat JUD」。これはビートに夢中になるという意味です。努力は夢中に勝てないということから、ひたすらにビートやダンスに夢中になって欲しいという思いを込めました。musicではなく、beatという言葉にすることでビートを刻んでいくように、着実に前に進んでいきたいと思います。そんな私たちを見た周囲の人も影響されて、何か夢中になれるものを作ることができたらなと思います。

　
　まだまだコロナウイルスの影響による心配もありましたが、前年に続き2022年度もJUDとして外部公演を行うことができ、たくさんの支えもありながら成功を納めました。今後も支えてくださるみなさまへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも活動していきたいと思います。

　
　ダンスというのは、勝ち負けだけにはこだわらずに、ショーなどに出た時には大きな喜びと達成感を味わうことができ、観ている人に勇気と感動を与える事ができる素晴らしい文化が存在します。そんなダンスが体育大学の中で部活動として成り立っていることの意味、役割をよく考えてダンスとしての新たなアプローチで順天堂大学をもっと盛り上げていけたらなと思います。JUDはスポーツ健康科学部、医学部、医療看護学部、国際教養学部、保健医療学部、医療科学部の計6学部合同の部活動も強みとして生かして、さらに活動の幅を広げていきます。
　今年度もJUDをどうぞよろしくお願い致します。

（主将　竹下翼）