クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • ライフセービング部

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

ライフセービング部 集合写真

2022年度クラブ活動の状況

 今年度も昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響で制限された中での活動となりましたが、新たに1年生が13名入部しました。現在は4年生が引退し、1年生13名、2年生13名、3年生5名の計31名で活動を行っています。

 
 今年度の6月にクラスターが部活内で発生してしまい、関係者の方々には多大なるご迷惑をお掛けしました。無期限の活動停止の中、先輩方や部長である廣津先生をはじめとした部活動の役員の方々のご尽力、学部長、学生部長の方々のご理解のもと、早期の活動再開により夏の監視活動を滞りなく行うことができました。今回の件で様々な支えがあって部活動を行っていることや私たちの活動に伴う責任など、再認識をする機会になりました。この気持ちを忘れることなく、これからも多くの人を笑顔にし、一人でも多くの方の命を救うことのできるライフセーバーを目指し精進していきます。

 
 今年度は悪天候のため全日本学生選手権が2日目のみの開催ということで、やるせない気持ちも抱えた中での出場になりましたが、各々が力の限りを尽くすことで男子総合7位、女子総合3位という結果を残すことができました。

 
 私たちの活動は積み重ねていくことで真価を発揮するものなので、毎週曜日ごとにレスキューに必要な体力、技術を養う陸上、プール、海練習、レスキューに必要な知識を身に付ける勉強会など、夏の監視活動に必要な要素を日々練習で磨いています。海での練習の際は新型コロナウイルスの対策をまとめたガイドラインのもと、移動中の換気や車内の人数制限などを徹底して活動を行っています。
新型コロナウイルスの収束の見込みもないため、来年度の部活動、夏の監視活動ついても、私たちの自身が活動に自覚と責任をもつことで、様々な障害に真摯に向き合って活動を続けて参りたいと思います。

(主務 京野裕真)

2023ライフセービング部_スナップ写真①

2023ライフセービング部_スナップ写真②

2022年度を顧みて

 はじめに、ライフセービング部の活動に対して日ごろからご理解をいただいております保護者の皆様、OB・OGの皆様、クラブの運営にあたりご尽力いただいております関係者の皆様に御礼申し上げます。小野主将を始めとする執行部の皆様、部員の皆様、ありがとうございました。

 
 新型コロナウィルス感染症による社会不安が続く中、今年度は6月にクラスター発生という未曽有の事態となり、部活動の無期停止となりました。7月からの各浜での監視活動は断念せざるを得ない状況でしたが、執行部を軸とした真摯な対応や、先輩諸氏・関係者のご協力があり、早期に部活動再開が認められ、監視活動を滞りなく行うことができました。また再開に当たっては、学部長・学生部長を始めとする学内関係者の方々のご尽力・ご指導がありました。先輩諸氏にはコロナ罹患のため講習会を受講できなかった1年生への対応などでもお力添えをいただきました。部活動再開後、部員の皆様には全日本学生選手権や全日本選手権で、素晴らしい成績を残してくれました。今回の事態で部員の方々は、改めて部活動に対する姿勢について自己認証することができたのではないかと思っています。この教訓を忘れないためにも、部員の方々には新たに始めた社会活動を、自己の内省検討をしつつ、継続していただけたらと思っています。

 
 ライフセービング部は、監視活動などを通じて他大学をはじめとする学外交流・連携があり、視野の広い学生さんが育っていく場となっています。是非、ライフセービング部の良さを多くの方々に知ってもらうと共に、日ごろの鍛錬や生活態度などに裏打ちされた活動、関係各所との信頼関係、先輩諸氏から受け継いできた伝統を継承していただけたらと思っています。また人命救助という尊い活動に関わることを通して、部員個々の成長につなげるとともに、人の世のために貢献する社会人となっていただけたらと願っています。

(部長 廣津信義)

2023年度の抱負

 ライフセービング活動をする上で掲げている私達の目指す1番の目標は、部員が所属している浜全てが無事故を達成する事です。
コロナ禍での制限が徐々に緩和されていくにつれて、夏の海水浴場に来るお客さんも例年より増加することが予想されます。海水浴場に遊びに来た方全員が、笑顔で帰れる夏にする為に、私達はこの目標を必ず達成しなければなりません。
また今年は沢山の方々に、自分の命や大切な人の命を守る術を伝えていきたいと思っております。一次救命処置や怪我の対応、海辺にいる危険生物や津波フラッグの認知等、私達ライフセーバーがSNS等を通して発信していき、これらの自他を守る術を、知って頂くきっかけになればと思っております。

 

 現在、卒部した4年生を除き32人の部員がいます。選手として目標達成の為に練習に励む人、トレーナーとして選手の心身を支える人、それぞれの思いがこの活動を成り立たせています。 ライフセービング部の活動は、人の命に直接関わり、それは決して生半可な気持ちでは行うことの出来ない事です。1人1人がライフセーバーとして責任と自覚を持っています。そしてこれからもその意識が変わることのないように、部員全員で磨き合う1年にします。

 

 最後に、私達が今活動できているのは、部長である廣津先生の支えを始め、この活動を理解し協力してくださっている保護者の皆様あってのものです。常に感謝の気持ちを忘れず、OBOGの方々が築き上げてきた「順天堂大学ライフセービング部」を守り引き継いでいくことに部員一同努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

(主将 森井渉)

2023ライフセービング部_スナップ写真③