クラブ・同好会お知らせ

Photo Use Authorized by IceHockeyStream.net

2022年度クラブ活動の状況

　本年度はコロナ禍前の例年通りのスケジュールにおおよそ則り活動を行うことができた。新入生勧誘に関しても対面とオンラインを併用した形をとった甲斐ありスポーツ健康科学部から４名、医学部から１名、医療看護学部から２名の新入生たちが入部を決意してくた。ここ数年行われていなかった合宿も本年度より多少形を変えながらではあるが再開し、大会に向けてチーム一丸となり研鑽を続けてきた。

　　

　チームの主戦力である医学部上級生を欠いた状態で迎えた春季のリーグ戦では3勝1敗でグループ2位を収めるなど、昨年度に比べチームとしての成長を強く感じる大会となった。医学部6年生が部活動参加可能となり迎えた秋季のリーグ戦は破竹の勢いで勝利を積み重ねて行った。初戦を終盤の逆転勝利で飾ると、第2戦・第3戦は大差で勝利、第4戦では4-0の無失点で勝利を納め、リーグ優勝と昇格戦進出をかけた第5戦へ。大一番の第5戦では、序盤中盤で得点を重ね4-0で第3ピリオドを迎えたものの、相手の猛攻を受け立て続けに3点を失い、あわや同点という場面も迎えたが、試合終了間際に追加点となる5点目を挙げ5-3で勝利、リーグ優勝を飾ると同時に昇格戦へ駒を進めることができた。昇格戦では格上相手に思い通りプレーできない場面もあったものの、各ピリオドで確実に点を積み上げていき、結果としては3-0の完封勝利でリーグ昇格を決めた。クラブとしての長年の念願を叶えることができ、最高の形で2022年度の活動を終えることができた。

（2022年度主将　松山直樹）

2022年度を顧みて

4月、新入部員勧誘を皮切りに、新体制のもと活動を再開した。スポ健からも新たに３人の新人を迎えた。5月、秩父宮杯第69回関東大学アイスホッケー選手権大会では、Cグループ３勝１敗で2位の成績を収めた。病院実習中の5、6年生の出場許可が下りなかったため、スポ健中心のチーム編成となったが、攻守で主導権を握り、安定した試合運びのもと、秋のリーグ戦への期待を感じさせる戦いぶりであった。                                          　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　      
　9月、関東大学リーグ戦4部では、医学部4年、5年は大学規定により出場できなかったが、病院実習を終えた6年生が出場可能となり、春の大会時よりも戦力増強が期待された。その結果、全勝でリーグ優勝を果たし、入れ替え戦でも勝利し、3部への昇格が決定した。主将（医学部4年）不在のため、副将である松山がリーダーシップを発揮し、チームを良くまとめた。また、白幡、松枝、蒲池ら経験者の活躍に加え、宮下、田中ら未経験者も先発出場を果たし、チームの戦力となった。怪我により出場が叶わなかった二ノ宮、森次らも、ベンチサポートで大いに勝利に貢献した。昇格を果たせたのは、経験者の存在だけではなく、チーム全体の底上げが順調に進んでいるから、と感じている。これらの結果は選手達の自信につながったことと思うが、基礎技術は勿論、戦術的にも改善の余地がまだまだあり、今後の課題としたい。
　現在4学部（医学、スポ健、国際教養、看護）で活動しており、スポ健部員も年々増加している。上位レベルで好成績を維持するためにも、部員の増加とその中での競争が必要である。今後、競技に興味をもってもらう機会を増やすためにも、戦績で大いにアピールできるよう頑張りたい。

（監督　山口敬介）

2023年度の抱負

　今年度はチームの念願の目標である「ディビジョンⅣ優勝、ディビジョンⅢ昇格」を達成でき、最高の形でシーズンを終えることができた。来年度は「ディビジョンⅢ残留、ディビジョンⅡ昇格」を目標として掲げて活動を行っていく。来年度はチームの主力であったスポーツ健康科学部4年生、医学部6年生の卒業や医学部4年生・5年生の新型コロナウイルス感染症による活動再開の目途がつかないなどチームにとって厳しい状況になると予想されるが、チーム全体で高い意識をもち、限られた全体練習を最大限に有効活用すること、また全体練習時間以外での自主練習でも部員同士が鼓舞しあい、未経験者、経験者関係なく部員全員がアイスホッケーを考え、切磋琢磨していくチーム作りをしていき、チーム一丸となり「ディビジョンⅢ残留、ディビジョンⅡ昇格」という目標の達成に向けて精進していきたいと思う。

　

　または、新入生勧誘に関しては、来年度も新型コロナウイルス感染症の状況によって柔軟に対応できるようにオンライン、対面両方での勧誘を準備をしていく。オンラインでは、SNSなどを使いチームやアイスホッケーに関する情報を発信をしたり、zoomなどで新入生との交流を深めていく。対面では、氷上体験や練習見学を積極的に行い、新入生に直接スケートリンクに足を運んでもらい、実際にアイスホッケーを見たり体験できるようにする。このようにしてアイスホッケーの魅力を届け、1人でも多くの新入生に入部するきっかけとなればと思う。最後になるが、アイスホッケー同好会の活動を日々支えて下さる顧問の先生、監督、コーチ、OB・OGの先輩方の期待に応えることができるよう、2023年度もチーム一丸となって活動をしていきたいと思う。

（2023年度主将　白幡駿斗）