クラブ・同好会お知らせ

2022年度クラブ活動の状況

　今年で、コーディネーション運動同好会は、18年目を迎えました。コロナが流行する前の本同好会を経験している学生が4年生のみになり、以前のような活発な同好会に立て直すという強い意志をもって運営を行ってまいりました。

　

　活動は、毎週火曜日と金曜日の1限前の時間（7：45～8：20）に学生同士で指導を行う、「朝活動」を行っています。今年度もコロナの影響により、さまざまな制限がある中での活動となりました。活動内容としては、コーディネーション運動を取り入れながら、スポーツ鬼ごっこやアルティメット、バレーボール、障害者スポーツなど学生の中で教師、生徒役を決め、対面で指導を行いました。このような活動を通して培った知識や経験を、外部の指導先で実際に子供たちを対象に指導する場があることも本同好会の大きな魅力です。

　

　昨年度までは、外部の指導先での活動が例年通り行えず、疎遠となっていましたが、今年度は、小学校や地域の公民館等様々な指導先からご依頼いただき、多くの学生が外部指導で経験を積むことができました。今年も多くの場を提供してくださったことに、心から感謝しています。

　

　本同好会での活動で、学年の垣根を越えて仲を深めるだけでなく、卒業生とのつながりを通して、この同好会の魅力に気づき、同好会に所属している意義や仲間の大切さを改めて実感することができました。少しずつ規制が緩和され、今よりもさらに盛り上がりのある同好会に戻っていくことを期待しています。

（主務　森本伶那）

2022年度を顧みて

　18代のコーディネーション運動同好会は，石川阿由多主将と森本伶那主務を中心に4年生がリーダーシップを取りながら限られた状況の中で精一杯の活動をしてきました。4年生の皆さん、本当にご苦労様でした。

　
　本年度のテーマは「再建」とのことでした。2020年からコロナが流行し、今の4年生は、1年の時のみ本格的な活動をしていました。その為、近年の同好会活動は、制限の中、活動実績も少なく、3年生以下はコロナ前の活動を知らない状況でした。本年度は、コロナ前の活動に戻せるよう、4年生が中心となり活動の「再建」をしてきました。

　
　この1年を振り返ると、コロナ禍ではありましたが、学内活動や学外活動も少しずつ増えてきました。学内活動では、週2回の7：45からの朝活動を再開し、4年生が中心となって企画し、学年に関係なく幅広く指導の勉強をしながら活動しました。特に「ソーシャルディスタンス」をとりながら、学内でのイベントなども取り入れ、交流を深めることが出来ました。そして、学外活動は、外部指導として小学校の運動教室や地域のスポーツ教室の運動指導も再開し、これまでと変わらない評価をしていただきました。ご関係の皆様に感謝申し上げます。
本年もコロナの影響でしたが4年生が工夫して、頑張ってくれたことをとても嬉しく思います。

　

　来年度は、コロナ禍での活動しか知らない学年のみになってしまいますが、4年生の残してくれた財産を引き継ぎ、コロナ前の活動に戻り、新たな伝統を築いていってくれることを期待しています。学生の主体性を大切にして学生一人一人が成長できる同好会であり続けてくれることを願っております。

（顧問　青木和浩）

2023年度の抱負

　私たちコーディネーション運動同好会は「コーディネーション運動を用いた指導」を基に活動を行っています。活動はさまざまあり、コーディネーション運動を地域の子供たちに教えるといった活動もあります。私たちは先代のOB・OG方にも支えられ活動を行っており、たくさんのつながりを大切にしています。

　

　部員は教員志望の学生が多く集まっており、週に２日ほど朝活という活動で早朝に学内の体育館に部員が来れるだけ集まり実際の指導と同じような形で模擬指導を行っています。模擬指導には略案ではあるものの指導案を作成してしっかりと指導を行い、指導を行った後は省察をしっかりと行っています。1年生や２年生も指導を行うため、教育実習先で役に立ったなどということが多々あります。もちろん教員に限らず、様々な志や目標を持った学生がいます。こういった活動ではこれからの社会で活躍できるようなスキルアップも望めます。模擬指導のような真面目な活動ももちろん行いますがコーディネーション運動同好会には、全員で楽しむことができるレクリエーションやイベントもたくさんあります。この活動を目当てに入部する学生も大勢いるくらい楽しいイベントで、これもコーディの大きな魅力の１つです。

　

　私たちの同好会はアットホームな雰囲気を大切にして学年同士の壁を感じさせないような部員の皆がくつろげるコミュニティを作っていきたいと思っています。昨年はコロナ渦の影響もあり、たくさんの活動が制限されていましたが今年はより多くの活動を行っていきたい、そしてまた、より学年同士の仲を深めてそれを次の世代へとつなげていければと思っています。

（主将　石川阿由多）