クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • スキー部

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

スキー部 集合写真

2022年度クラブ活動の状況

 本年度のスキー部は新入生1人を新たに迎え、1年生1名、2年生3名、3年生1名、4年生3名の総員8名による活動となった。新型コロナウイルスによる活動自粛も前年度よりも大きく緩和され、オフシーズンには大学周辺に住む部員の予定を合わせトレーニングルームでウエイトトレーニングや、毎週決まった日時に大学の体育館を借用し様々な陸上トレーニングを行うこともできた。

 

 また、学生トレーナ―の方にトレーニングを指導していただき、トレーニングの質を前年度よりもさらに向上させることもできた。さらに、学生トレーナーの次代育成を同時に行うこともできた。しかし、実家暮らしの部員もおり部員8名全員が集合しての活動を行うことは出来なかった。来年度は遠隔でもいいので部員全員でのコミュニケーションも行いたい。

 

 また、2年生3人のうちの2人はスキー・スノーボード未経験者であり、昨年度から活動に参加できていない。彼らはただ部に所属しているだけになってしまっているので、当人たちと話し合いを行い改善を図りたい。また、一部の部員を除き普段のトレーニングへの欠席が多い時があった。少人数の部活である以上全員出席を目指したい。 シーズンに入ってからの雪上トレーニングでは、競技を行う人たちそれぞれが全日本学生スキー選手権大会等での各々の目標を達成するために1本1本の滑走で進歩できるように真剣に練習に臨んだ。また、同じスキー場で何人かが集まって練習することもあり、今後は合宿とまではいかないが積極的に集まって練習する機会を作りたい。

(主務 飯山堅介)

2022年度を顧みて

 2022年度は、ポストコロナと言える世の中になりつつある中、対面での部活動の制限も多く、個人競技であるスキー部として団結していく機会は多くはなかった。その中でも、第2コスモホールでのフィジカルトレーニングをメインに、オフシーズンにも目標を持って主将を中心にトレーニングを続けていました。順大スキー部は医学部や保健看護学部・医療看護学部など他学部と協力しながら全日本学生スキー選手権大会(インカレ)を戦う集団です。

 

 2023年度第96回全日本学生スキー選手権大会では、男女2部ではありますが、男子スーパー大回転および大回転競技では入賞しポイントゲットすることができました。そして参加した選手は国際レースレベルの大会環境でもベストを尽くして戦っていました。次年度につながる成績を上げることが出来ましたが、同時に主力が抜けてしまう新年度、課題は多くあるといえます。コロナ禍は若者の様々なチャンスを奪う状況ですが、ポストコロナを見据えて、工夫や努力を惜しまず、様々な環境変化に対応できる人間として成長しつづけて欲しいです。スキー競技のような斜面やバーン状況、決して同じには立つことのない旗門セットに応じて自身の技術・体力に合わせた滑りを行うことが求められる競技特性につながるものだと思います。

 

 次年度に向けては、まだインカレで集まったメンバー以外が雪上に会していないため、個人個人を優先することではなく、部としてどのように互いを尊重し合いながら、仲間のために力を費やしていくか、各部員が本気で考えていって欲しいと思います。スキー部という名称ですが、ウインタースポーツとしてスノーボードで活躍する上級生もいます。多様なスポーツの楽しみ方の一つとして、大学生活でのチャレンジの場ともいえるスキー部への入部をウェルカムするとともに、新たな景色を見たいと思います。

(監督 辻川比呂斗)

2023年度の抱負

 2023年度の抱負として、まずは2月に行われる全日本学生スキー選手権で男子2部残留、女子1部昇格を目標としています。さらには、同大会で出場選手全員がポイントを獲得すること2つ目の目標としています。現在、選手たちはこの大会のためを目指して日夜練習に励んでいます。スキー部は少人数の部活ではあるのでコミュニケーションを密に取り合い、チームとして大会に臨みやすい環境を作り上げたいと考えています。

 

 少人数の部活動はチーム内でお互いを意識しながら切磋琢磨できる環境を作りづらいです。この不利な環境をプラスにするために、高校生まで活動していたクラブチームや大学に入ってから関わるようになったクラブチームで練習を各々で行っています。そのため、自分が一番成長できる練習環境を選んで練習することができます。

 

 今後は、スノーボードなどの他の競技の競技者や他学部のスキー部員とも連携をとり協力しながら大会や合宿に参加する機会を増やし、部活動の面だけではなく学業や生活面においても刺激しあえるようにしていきたいと考えています。また、全日本学生スキー選手権を目指す選手だけでなく、新しくレギュレーションの緩いカジュアルな大会にも出場することで、より広い範囲で競技スキーを楽しめる部活として未経験者などを歓迎しやすい環境を作りたいと思う。そして、日々、サポートしていただいている部長、監督、OB・OGの方々、家族の協力が合ってスキーができていると言うことを忘れずに、順天堂大学スキー部が多方面で活躍できる年にしていきたいと考えています。

(主務 飯山堅介)