クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • バトミントン部

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

バドミントン部 集合写真①

2022年度クラブ活動の状況

 2022年度のバドミントン部は躍進の年だった。男子は春季関東リーグでキャプテンの佐野、2年生の岡野・櫻田、1年生の渡辺を軸に6部優勝、入れ替え戦を勝利し、5部に昇格した。秋季関東リーグも5部で優勝し、入れ替え戦を勝利し、4部に昇格した。女子は3年生の吉野、2年生の黒澤を中心に春季関東リーグで5部優勝し、4部に昇格することができたものの秋季関東リーグでは棄権をし、5部に自動降格となった。秋季千葉リーグでは男子はBリーグ2位、女子はAリーグ3位と男女ともに悔しい結果だった。

 

 個人戦に関しても、実力が拮抗する中で最後は決め切ることができない試合が目立った。試合への準備の重要性を改めて痛感し、接戦の試合を最後は勝ち切る力をつけるために日頃の練習に対する姿勢を見直した。さらにチームの課題となったのが、練習時間だった。新型コロナウイルス禍により、十分に練習時間が確保できない中で、いかに効率良く競技力を高めることができるかどうかを考える1年間であった。

 
 2021年度から学生コーチの櫻田が練習の指揮を取るようになってから練習メニューががらりと変わり、順天堂大学バドミントン部は歴代最高戦績を更新し続けている。しかし、この結果に満足せず男女ともにさらに上を目指したい。また、監督の牛尾先生をはじめ、日頃より活動を支えてくださる保護者・OB・OG・大学関係者の皆様への感謝の気持ちとバドミントンを楽しむ気持ちを忘れず、これからも部則の遵守を徹底し、勝ちにこだわっていきたい。

(監督 櫻田健太)

2023バドミントン部_スナップ写真①

2023バドミントン部_スナップ写真②

2022年度をを顧みて

 2022年度もスポ健バドミントン部は活発に汗を流して努力を重ねた。コロナ渦で練習時間が限定される制限はあったが、ほぼ週4回の放課後練習を継続した。さらに年度途中から自由参加ではあるが、日曜の練習もそれに加わった。練習は2年生であるが年長で最も経験が長い櫻田君がコーチとして先頭に立って引っ張ってくれた。おかげで、部員皆が真剣に練習に取り組み、とても成果のあがる練習ができている。

 
 この良い雰囲気で練習ができているのは、1年ほど前から定期開催となった部活ミーティングのおかげが大きいと私は感じている。そんな大きな問題は無くても、月に1回、教室に場所を移して今の自分たちの課題を話し合い、共有し、合意点をともに探す。話し合う事柄は、練習の時の時間の使い方や掃除に関する事など、端から見れば些細なことかも知れない。でもそれを、「この部活をさらに良いものにするためには」と皆で話し合う。私は、冒頭に書いた良い練習ができているのは、その気持ちをこうやって共有できているからだと思う。

 
 その成果は少しずつ戦績にもあらわれている。関東リーグ団体では春の段階で男子が6部だったが、秋季大会で4部への昇格を果たした。また千葉リーグでは男子はBクラスへ昇格・残留、女子はAクラスに昇格・残留を果たした。このように部全体が着実に実力を付けてきているのは、本バド部としては久しぶりのことであり、部員の多い現2年生の活躍に負うところが大きい。また、競技力の高い部員のみならず、さほど競技力の高くない部員であっても真剣に練習に参加し、切磋琢磨し、部に貢献しながら「皆で勝ちに行く」姿勢を共有しているからこそであろう。

 
 今年の4年生卒業部員は、佐野友規君だけである。入部した頃、彼のお手本のようなジャンピング・スマッシュには目を見張った。元部長としてもバド部のことを本当に考えて活動してくれた。一緒に酒を飲めなかったのが心残りだが、その活躍に感謝しながら静かに見送りたい。

 
 来年もバド部は着実に活動を前に進めていく。それは競技実績としても目指すところだが、しっかりとした人間関係ができている連帯感のある組織としても。

(部長 牛尾 直行)

2023バドミントン部_スナップ写真③

2023バドミントン部_スナップ写真④

2023年度の抱負

 2023年度の抱負としては、男子が関東リーグ団体戦で2部昇格、女子が3部昇格とする。2022年度においてもリーグ昇格を目標に掲げ活動してきた。結果、男女共に関東リーグで4部に昇格、千葉リーグで男子がBリーグに、女子がAリーグに昇格でき、目標達成を叶えることができた。偏に、部員一人一人が日々の活動に一生懸命取り組み、着実にレベルアップできたからだと考える。とは言え、中には悔しい結果となる試合もあった。これらを念頭に置き、引き続き練習、改善していくことが、本年の目標達成に必ず繋がるものと考える。

 

 また、昨年は新入部員が6名であり、部員数はより一層増加、本年も新入部員を歓迎したく、更なる増加が予測される。しかし、団体戦における出場枠に違いはないため、部内での大会出場権争いも生じることになるだろう。増々、個々が向上心を持ちながら、お互いに切磋琢磨することが必要となる。それが部内の好循環を生むものと期待したい。最後に、緩和されてきたとはいえ、まだまだ続くコロナ禍において、本郷の本院で働く医師の先生方や、医学部バドミントン部を卒業された先輩方がとても大変ながら懸命に病院でのお仕事を行っているという現状を耳にする。そんな中、さくらキャンパスの職員の皆様の迅速で的確な対応のおかげで私たちが部活動を行うことができているという現状がある。そういった周りの皆さまの協力を改めて感じ、感謝の心を持ちつつ、私たちも感染予防を徹底することで周りに迷惑を掛けないように慎重に部活動を運営していきたい。

(主将 吉澤侑友布)