クラブ・同好会お知らせ

2024.06.12 (Wed)

  • 蹴球部(女子)

2023年度活動報告 / 2024年度の抱負

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2023年度クラブ活動の状況

 2023年度は監督島嵜先生のもと、多くのスタッフの方々にお支えいただき、4年生3名、3年生7名、2年生12名、1年生10名の計32名の部員で活動してまいりました。
 
 例年のチーム体制とは大きく異なり、今までにない難しい1年ではありましたが、一方で私達を支えてくださる多くの方々の存在を多分に感じ、素晴らしいサポートの中、サッカーに勤しめたこと、また成長できる日々を与えていただけたこと、部員一同心より感謝しております。順天堂大学女子蹴球部の理念である「成長と貢献」「責任と補完」のもと、2023年度は、今と向き合い、仲間と思いを紡ぎ、これからを創る組織になるべく、各々が熟考しながら過ごしてまいりました。
 
 大会目標では、関東大学女子サッカーリーグ2部優勝、1部昇格。千葉県女子サッカーリーグ1部優勝。千葉県女子サッカー選手権大会優勝、皇后杯関東予選初戦突破。を掲げたものの、全て掴み取ることはできませんでした。自分たちの力の無さを強く感じる中、力をつけるには成長する必要があること、成長するには今の自分を見つめ直し、受け止め、日々研鑽を積み重ねることが必要だと痛感した1年となりました。
 大学でサッカーをする意味、部活に勤しむ意味を考える中で、部員一人一人がそれぞれに悩みながらも常に前を向き、互いに支え合いながら過ごしてきたことを、来年、そして各々の将来に繋げていければと思います。
 
 改めまして、順天堂大学女子蹴球部を支えてくださる皆様への感謝の想いと共に、本年度のご報告とさせていただきます。

(主務 西田結理)

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2023年度を顧みて

 日頃より、女子蹴球部へのご理解、ご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。2023年度のシーズンは、私が男子と女子を兼務することとなり、これまでにない体制での一年となりました。この一年は、吉村先生、宮森先生、西尾先生、石原先生、藤巻トレーナー、大畑G Kコーチ、加藤G Kアドバイザー、そして大学院生の大石さん、金澤さん、和氣さん、梅田さんに加え、ここには書ききれないメディカルスタッフの皆様、卒業生のOB、OGの皆様の支えなしには乗り切れない難局であったことを、部員も感じてくれていると思います。お力添えを賜り、本当にありがとうございました。

 さて、リーグ戦では、関東大学女子サッカーリーグ2部3位で入れ替え戦に進んだものの、0−1の敗戦。スコア以上に1部との力の差を感じた試合でした。技術・体力、選手層で上回る相手に対し、それらを補えるだけの理解力、思考力、人間関係、やりきる力や主体性を育むことができませんでした。
 一方、県リーグは石原先生や大学院生の指導のもと、少しずつではあるもののシーズンを通して、自分たちでチームを作っていく感覚を実感できあったのではないかと感じています。

 このような一年を省みて、今一度、私のあり方、組織のあり方を問い、損得打算、自分の立場やポジション取りにあくせくするのではなく、部員全員が成長していくために、豊かな人生をいきていくために、厳しくもあたたかく、嘘偽りなく、誠実に、驕らず、謙虚に、直向きにたたかうチームを構築できるよう出直して参りたいと思います。

 最後になりましたが、卒業生、保護者、関係者の皆様、快くサポートしてくださっている先生方、大学院生に心より御礼申し上げます。来年度も変わらぬご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。

(監督 島嵜佑)

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2024年度の抱負

 順天堂大学女子蹴球部は2008年に創部し、多くの関係者の方々、偉大な先輩方、厳しくもあたたかく学生を導いてくれる指導者の皆様に支えられ、活動を継続してくることができました。これまでに受け継がれてきた、選手ひとりひとりが成長することで組織に貢献し、互いに補完し合うということの重要性や、積み上げられた伝統の重さを理解していくことと同時に、その難しさも実感しています。
 
 2024年度も引き続き、昨年度達成できなかった「関東リーグ1部昇格」を始めとする大会目標を達成するだけでなく、人として、学生としての成長も志しております。
 私たちはサッカーをするためだけに大学へ入学したわけではありません。多様な背景を持つ選手が混在する中で、それでも能力の高い他大学を上回り、目標を達成するためには何をすべきなのか、常に変化しながら改善していく必要があります。そのために、自分がチームのためにできることは何か模索し、実行し続ける。ピッチの上でも思考を連続させ、足りない部分は仲間同士が補い合う。そうして試合の90分間戦い続けた結果、勝利を手にできているのであれば、それは素晴らしいことではないでしょうか。
このようにサッカーというスポーツを通して、人間関係を育むことや人間性を磨くことが自分たちのあるべき姿だと自覚しております。

 最後になりますが、昨年度も順天堂大学女子蹴球部に関わってくださるすべての方々にお力添えいただいたおかげで、無事に全活動を終えることができました。心より感謝申し上げます。2024年度も変わらぬご支援、そしてご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。

(主将 砂間栞奈)