クラブ・同好会お知らせ
2024.06.12 (Wed)
- 自転車競技部
2023年度活動報告 / 2024年度の抱負
2023度クラブ活動の状況
今年度は一年生が9人入部し、総勢22人での活動となりました。部員の人数が増えたことで、団体種目の練習にも力を入れて取り組みました。昨年度より長期遠征や遠路の遠征を多く行い、選手同士で練習メニューの提案や改善点を教えあうなど切磋琢磨しながらお互いの意識を高めあって参りました。
月に一度のミーティングでは、質の高い練習やトレーニングをするための計画を学年問わず意見を述べることで部員の結束力も高まりとても有意義な時間にすることができました。
そのためインカレでは女子マディソン優勝、男子ロード総合5位などトラック競技とロード競技どちらも好成績を収めることができました。オフシーズン前には今シーズンの反省と来シーズンの目標を選手一人ひとり発表し、そのために必要な練習やトレーニング法をアドバイスしあいました。また新種目の挑戦に向けて、具体的にどのような練習を行っていくのかについても意見を交わしました。
冬季練習では少人数グループを作り、一緒に練習を行うなどして来シーズンに向けて日々練習に励んでいます。今年度も引率してくださった先生方やコーチ陣、OB・OGの先輩方のお力添えのおかげで多くの大会や遠征に参加することができました。
今シーズンは順天堂大学自転車競技部がさらに結果を残していくために、部員の結束力がとても高まったシーズンとなりました。来年度も部員一丸となって、新たな挑戦を楽しみつつサポートしあいながらチームの目標・個人の目標達成に向かって精進して参ります。
(主務 南雲彩花)

2023年度を顧みて
2023年度は初心者と経験者、スタッフの新入部員をバランス良く迎え入れることができました。結果として、全ての種目において選手層の厚みが増し、試合会場でも活気と勢いのあるチームとして注目されるようになりました。インカレの得点も男女ともに順調に伸びてきており、女子においては総合2位を達成することができました。
自転車競技部の5つの方針(①人間力、②文武両道、③自律性、④筋力主義、⑤少数精鋭)では、これまで以上に「③自律性」を重視した活動を展開しました。これにより、選手とスタッフが各自の目標達成に向けて意識高く競技に取り組めたと思います。自律性の強化は、ミーティングの効率性と生産性にも大きな変化をもたらしました。高い参加率、活発な意見交換、前列から席が埋まるほどの積極性は、誇るべきチームの特徴といえます。限られた頻度と時間内で、効率的かつ生産性の高いミーティングを継続できたことにチームとしての成長を感じています。このミーティングを通して、初心者と経験者、スタッフの距離が縮まりました。知識や経験の共有など、互いに学び、成長する環境が整ってきたと思います。さらに、自分の競技成績だけを追求するのではなく、チームに貢献しようとする選手が増えたことも大きな成長といえます。
現在、自転車競技界では深刻な落車事故が頻発し、これまで以上にリスクマネジメントが重視されるようになりました。2024年度も安全性に配慮した活動を展開していきたいと思います。引き続き順天堂大学自転車競技部の応援をよろしくお願いいたします。
(監督 山田泰行)
2024年度の抱負
2023年は全日本大学対抗選手権、通称インカレにおいて男子は近年力をつけていたトラック種目だけでなく,2年ぶりにロード種目でもポイントを取ることができました。
また、女子は1種目で優勝、もう1種目で準優勝をし、総合で2位に入るという素晴らしい成績を収めました。それは偏に日々応援、サポートしてくださっている皆様のお力添えがあったからに違いありません。
2024年度は全日本大学対抗選手権において男女ともに2023年度の成績を上回り、「男子総合入賞」「女子総合優勝」を目標としています。そのためにも、男子はチームスプリント・チームパシュートの両種目で入賞すること、女子はチームスプリントで今年は果たすことのできなかった優勝を目指します。
そこで、今年度からチームを3つの班に分けて、それぞれで練習やミーティングを行うような仕組みを作りました。ここでより一層コミュニケーションをとったり、コミュニケーションを密にとることによりチーム目標に向けて意識を高めたりしてこうと思っています。少しずつ以前より力をつけてきて、他の強豪校と肩を並べてきているのは事実です。しかし、私にとってはまだまだ足りないと感じています。
順天堂大学自転車競技部として、より強くなるために、そしてチームの目標を達成するために、この一年部員一同切磋琢磨して取り組んで参ります。今後とも順天堂大学自転車競技部の応援の程よろしくお願いいたします。
(主将 池田倫之)