クラブ・同好会お知らせ

2024.06.12 (Wed)

  • 柔道部

2023年度活動報告 / 2024年度の抱負

柔道_集合

2023年度クラブ活動の状況 

4月~5月
今年度も新入生が入り、基礎練習や技術練習を中心に行う日を設けながら基礎体力を向上させることができた。そして、新学期を迎えて初めての公式戦である東京学生柔道優勝大会が5月28日に行われ、男子はベスト16、女子はベスト8という結果に終わった。
6月
6月24.25日に全日本学生柔道優勝大会が行われ、男女揃ってベスト16という功績を残した。創部2年目の女子チームも大健闘し、新しい風を部全体に吹かせた。
7月
7月9日に行われたJOC東京都ジュニア柔道体重別選手権大会では20歳以下の部員が出場した。入学後初めての公式戦に挑む選手もいる中、男子2名、女子1名が3位に入賞することができた。その後、3名の入賞者が出場したJOC全日本ジュニア柔道体重別選手権大会にて田中心選手が3位に入賞し、ジュニア強化選手に選出された。
8月
柔道部トレーニング合宿が新潟県で行われた。地形の傾斜を生かしたランニングやトレーニングメニューにより、体力や精神力を向上することができた。
9月
9月3日に東京学生柔道体重別選手権大会が行われ、男子3名が全日本への切符を握った。しかし、全日本学生柔道体重別選手権大会では3回戦進出は果たしたものの上位入賞には届かなかった。
10月
10月20~22日に4年生最後の公式戦となる全日本学生柔道体重別団体優勝大会が開催され、惜しくも3回戦で終わった。
11月
強化選手の田中心選手が11月5日に行われた講道館杯全日本柔道体重別選手権大会でベスト8に進出し、7位に入賞した。
12月
幹部交代式が行われ、新体制・新幹部が決定した。来年度のさらなる躍進のために練習に熱が入っていた。

(主務 川上えら芙)

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2023年度を顧みて

 今年度の柔道部は男子33名、女子14名の計47名にて活動が行われた。男子は4年生に大型選手が多く、無差別で行われる団体戦において上位入賞を狙えるメンバーであった。女子も人数が増え,チーム層が厚くなる中、目標となる1勝に向けて全力で稽古に取り組んだ年となった。

 東京学生柔道優勝大会では、目標としているベスト8を決める勝負にて、国学院大学に0–2で敗れ今年度も悔し涙を流した。僅差の内容であったが、一瞬の気の緩みから流れが変わり、改めて勝負の厳しさを痛感した。
 女子においては初戦で東京女子体育大学との対戦となり、念願の初勝利を掴み取ることができた。次戦は名門である日本体育大学と対戦し1 – 2で敗れたものの、手応えを感じる結果であった。

 昨年度に引き続き、全日本学生柔道優勝大会への切符も男女共に掴み取ることができた。この大会においても男子はベスト8を目標に奮闘するが、優勝候補の一角である天理大学に敗れ目標達成には至らなかった。
 女子については、選手一人ひとりの試合に臨む覚悟が感じられ、団体戦デビューから2年目にして、ベスト16という結果の残すことができた。9月に開催された東京学生柔道体重別選手権においては、4年の寺戸(100kg級)、2年の田中(60kg級)、井海(60kg級)、児玉(100kg級)がそれぞれ全国出場を決めてくれた。その他の選手は東京地区の高い壁に跳ね返されてしまったが、特に当日の4年生の覚悟と試合内容は素晴らしく、今になっても胸が熱くなる、また本年度は田中(60kg級)の活躍が顕著であった。

 全日本体重別選手権ではインカレチャンピオンから勝利を納め、7位に入賞し、全日本強化指定選手にも選出された。本学から強化選手が出たことで、チーム自体もより一層意識が上がることが期待される。

 来年度は男女とも目標達成ができるよう選手と共に精進していきたい。

(監督 竹澤稔裕)

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2024年度の抱負

 私は順天堂大学柔道部の主将として、これからの一年間の大会を通して今までの結果では満足することなく高みを目指していきたいと考えている。そのためにはこれまで3年間で柔道部の部員として活動してきて得た様々な柔道部全体の課題や柔道部員の強みなどを明確にし、目標を達成するためこの一年間柔道部主将として部員の前に出て示していきたい。
 
 今年の目標としては大会結果の面から言うと団体戦では、全日本学生柔道優勝大会と全日本学生柔道体重別団体優勝大会の2つの全国大会においてベスト8を達成することである。チーム全体での個人戦の目標として全日本学生柔道体重別選手権大会で全階級出場を達成する。
 チーム作りの面においては、大会で結果を残すための組織づくりはもちろんのこと、一人一人が毎日の稽古で目標を持ち仲間同士で切磋琢磨しながら雰囲気の良いチーム作りをし、全員が目標達成に向かい努力するようなチームを作ることが目標である。
 
 これらの目標を達成するためには主将である自分自身がチーム全体を見て部員のモチベーションを上げることやチームの士気を上げること、またチーム内でのコミュニケーションが大切であるため広い視野を持ち意識の高い稽古ができるようにしていきたいと考えている。そしてなにより、順天堂大学柔道部の歴史を作ってきていただいたOBの方々や指導してくださる先生方をはじめとする周囲の人に感謝の気持ちを忘れないように新チームをスタートさせていきたい。

(主将 君田浩気)