クラブ・同好会お知らせ

2023年度クラブ活動状況

　今年度は、”勇往邁進”というチームスローガンを掲げ、男子チームは「学生リーグ2部優勝、インカレ一勝」、女子チームは「学生リーグ一勝」という目標に向かって活動してきました。櫛淵祐希主将（スポ科3年）を中心に新チームとして、4月には男女共に多くの新入生が加わり、チーム規模もさらに多くなりました。

　5月から開催された関東学生リーグでは、男子チームは2部2位、女子チームは初出場で5位という成績を収めることができました。そして、創部5年目にして初めて男女共にインカレ出場を成し遂げることができました。インカレでは勝ち進むことはできませんでしたが、水球部門として大きな経験を積むことができました。
　また、男子チームにおいては7月に香港にて開催されたPolyU Asian Universities Water Polo Invitationalに出場しました。初の海外遠征で、普段との環境の違いうまくいかないこともありましたが、国際交流の場となり競技面だけではなく精神面も成長できる機会となりました。女子チームにおいては混合チームではありますが、日本選手権最終予選に2年連続で出場するなど、今後に繋がる1年となりました。

　さらに8月には待望の新プールが完成致しました。10月にはオープン戦ではありますが新プールで大会を開催することができました。国内屈指の施設で日々の練習に取り組めていることに深く感謝しております。今年度は水球部門にとって、インカレ初出場や新プールの完成など飛躍の年となりました。

　最後になりましたが、活動を支援してくださる保護者・OB・大学関係者の皆様に感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

（主務　藤井はな）

2023年度を顧みて

　２０２３年は、順天堂大学水泳部水球部門として大きく成長できた一年となりました。チームが発展することによって、活動の幅が広がり、学生皆さんの成長できる機会が増えたことは素晴らしい成果です。
　
　一方で、この一年を通して学生皆さんそれぞれに、想いや成し遂げたものがあると思います。大学生活という人生における、かけがえのない時間の中で、こんなにも過酷なスポーツにエネルギーと時間、お金を費やした報いは得られたでしょうか。物質的、金銭的ではない価値、抽象的な概念としての「心の成長」ではなく、本質的な能力、スキルを手に入れることはできたでしょうか。それを言葉に出して説明できるでしょうか。
　皆さんは「スポーツを通して、課題解決能力、コミュニケーション能力、やり抜く力を養いました。」と就職活動で謳うかもしれません。問いたいのは、それは仕事の極限の重圧の中でも発揮できる本物の力でしょうか。

　私たちの大学には、医学・医療を学び、国家資格を取得して社会に旅立つ仲間、語学に精通し国際的なリベラルアーツを身につけ、国際社会への貢献を志す仲間がいます。その仲間も様々な活動を通して「課題解決能力、コミュニケーション能力、やり抜く力」を養っています。果たして、私たちの活動はそれらに比して誇れるものでしょうか。
　監督として信念と責任を持つ一方で、これらを自問自答する日々です。上記の問いに学生の皆さんが自身の言葉で答えられるよう、過酷でも、知性と感性と体力を必要とするこの水球という素晴らしいスポーツを通して、また新しい１年の日々と向き合って参りたいと思います。

（監督　長沼敦）

2024 年度の抱負

　水泳部水球部門は９月に４年生が引退し、新体制での活動が開始されました。今シーズンのチームスローガンは「力」という1文字に定め、「競技力」及び「人間力」の向上にむけて日々活動に取り組んでおります。

　競技では男子チームは昨年果たすことができなかった二部リーグ優勝・一部昇格、女子チームはインカレベスト4を目標に掲げ、チーム全体で共通のビジョンを持ち、冬場の地道な基礎練習から怠らずに練習に励むことができております。
　また昨シーズンの反省を生かして練習試合を昨年の２倍ほどに増やし、試合形式の感覚をより多く培う取り組みも行ってきております。さらにはチームの根源の考え方である「誰からも応援されるチーム」を創るため、日頃よりお世話になっている方々への感謝の気持ちを忘れずに活動するとともに、挨拶や気遣いをいった社会スキルの向上にも尽力していきたいと考えております。
　
　水球部門は今年創部６年目を迎え、部員数も年々増加しており、体制が整って参りました。また、昨夏より建設された素晴らしいプールのおかげで充実した練習が行えております。そのため今シーズンは昨年果たすことができなかった目標を達成し、水球部門の歴史に新たな１ページを刻めるような飛躍の年になるように部員一丸となって頑張って参りたいと思います。

　日頃より水泳部水球部門の活動にご理解、ご協力していただき誠にありがとうございます。今後とも皆様のご期待にお応えできるように日々精進して参りますのでご支援の程よろしくお願い致します。

（主将　栗田洸）