クラブ・同好会お知らせ

2024.06.12 (Wed)

  • スカッシュ部

2023年度活動報告 / 2024年度の抱負

集合写真

2023年度クラブ活動の状況

 2023年度、順天堂大学スカッシュ部は柳谷登志雄部長・監督、大西隼輔主将、山口極己主務を中心に男子19人、女子10人で活動してまいりました。全日本選手権大会が一つの節目でもある50回目の開催や、2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックの追加競技としてスカッシュが承認されたことなどスカッシュ界が盛り上がった1年となり、それぞれの部員のモチベーションがより向上した1年でした。
 

 新型コロナウイルスの蔓延が治りつつある今、活動を行うことが難しかった期間を乗り越え、練習が行えることや大会が開催され、参加できることが当たり前ではないと再認識し、スカッシュに関わる関係者の皆様に恵まれ、今年1年も何一つ不自由なく活動することができました。9月に開催された関東新人戦では男子が3位、女子が4位と入賞することができましたが、12月に行われたインカレ新人戦では男子が4位のみと表彰台独占という目標を達成することができませんでした。また、同時に開催された選手権大会においても女子が2位、3位入賞と男子は振るわない結果となりました。この結果を踏まえ、指導法の改善及びチーム全体の競技力向上により力を入れていく必要があります。
 

 今年度からはコロナが治りつつあることからこれまで行なっていた順大オープンの開催を再開し、他大学の学生のみならずOBOGの方々にも参加していただくことで、スカッシュを通して交流を広げるとともに部員のモチベーションの向上、そして試合を通した技術力向上に取り組むことができた1年でした。
 

 コロナ禍を乗り越え、日々の練習や大会の参加が当たり前ではなく、様々な人に支えられていることを再度認識し、日々の練習を大切にして競技力向上に努めてまいります。

(主務 山口極己)

スナップ1

スナップ2

2023年度を顧みて

 約3年間にわたり続いたコロナ禍が、今年5月から5類扱いとなり、キャンパス内でのマスクの着用が各自の判断になったのに伴い、スカッシュ部での練習もマスクを着用を義務付けないということになりました。横6m・縦10mという狭くて窓が無いコートで行うスカッシュは、本学に限らず、この3年余りの間は試合以外ではマスクを着用するというのが通常となっていました。選手たちは通気性の良いウレタンマスクを着用するなど工夫はしていたものの、それでもマスクを着用してのスカッシュの練習は、メニューが激しくなればなるほど苦しいものでした。マスク無しでの練習をするようになったからか、表情が見えるようになったからか、学生たちの練習の表情がとても楽しそうに感じられるようになったのが印象的でした。

 
 さて、昨年度末に開催された団体戦を男子が6大会連続13回目、女子が2大会連続11回目の優勝で終えることが出来た我が部ですが、新年度を迎えて困った状況にありました。というのも、大学スカッシュの場合、団体戦に出場できるのは3年生までで4年生は出場することが出来ません。昨年度の優勝メンバーは、男女ともその大半が個人戦でも上位に入賞した3年生であったため、今年度は団体戦に出場経験の無い下級生で戦うことがこの時点で分かっていました。さらに、今年度の新入部員は、男子は推薦入学者1名を含む8名であったものの、女子の入部者は昨年に続き初心者1名で、しかもこの新入部員を入れても3年生以下の部員は5名、登録人数ギリギリだったわけです。そのような緊張感が部員の意識改革につながったのか、今年度から一般利用が再開されたトレーニングルームで、部での練習とは別に個人的にウエイトトレーニングを始める学生もみられるようになりました。

 
 8月と12月にそれぞれ開催された関東学生選手権個人戦では、4年生を中心に活躍して部員の多くが全日本学生選手権(インカレ)個人戦への出場を果たしました。また、今年の新入生はラケットスポーツ経験者が多く、新人戦で活躍する学生も多くみられました。一方で、3年生以下の部員たちの選手権での活躍が例年に比べると、正直言って影を潜めた気がして、団体戦に向けて心配な状況でした。

(部長・監督 柳谷登志雄)

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2024年度の抱負

 日頃より私たち、順天堂大学スカッシュ部を応援してくださり、誠にありがとうございます。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症が5類へと移行し、コロナ前に近い形での大会が開催されました。昨年の実績としては、2月に行われた全日本学生選手権団体戦で男女優勝、12月に行われた全日本学生選手権個人戦において平野(スポ4)が準優勝することができました。
 しかし、チーム全体としてみると、新人戦での上位独占、チーム全員の全日本学生選手権の出場など達成できていない目標が多くあります。2024年の抱負としましては、2月に行われる全日本選手権団体戦で男女共に優勝、チーム全員での全日本学生選手権個人戦出場及び上位入賞、新人戦上位独占を掲げ、日々の練習やトレーニングに励んでまいります。現在のチームレベルでは、この目標を達成することは難しいと感じております。
 昨年12月の全日学生本選手権個人戦でチームの中心であった4年生が引退し、昨年に比べチーム全体のレベルは大きく下がってしまっているのが現状です。部員1人1人がこの状況を自覚し、自分には何が足りないのか、何が必要なのかを考え取り組んでいかなければなりません。経験者が年々減少し、現在は男子1名のみとなりました。そのため大学から競技を始めた部員の競技力向上が目標達成に向けて重要になってきます。経験の多い上級生を中心にチーム全体のレベルを向上させ、学生スカッシュの顔となれるような強い順天堂大学を築き上げていきます。
 
 本年度も、順天堂大学スカッシュ部にかかわる方々への感謝の気持ちを忘れず、部員一同精進して参ります。最後になりましたが、今後とも順天堂大学スカッシュ部への変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

(主将 大西隼輔)