クラブ・同好会お知らせ

2024.06.12 (Wed)

  • 硬式野球部

2023年度活動報告 / 2024年度の抱負

集合野球

2023年度クラブ活動の状況

 2023年度は、新型コロナウイルスによる活動制限が徐々に緩和され、例年により近い形での活動を実現することができました。
1月の幹部6名での成田山新勝寺への必勝祈願に始まり、オープン戦を重ね、3月には愛媛県にて春季合宿を実施いたしました。この合宿では、多くの関係者の方々のご尽力により、非常に充実したものとなりました。競技力の向上はもちろんのこと、選手やスタッフの連携も強化され、非常に価値のある合宿となりました。
 この勢いのまま、4月に開幕された東都大学野球連盟春季リーグ戦を戦いましたが、5勝9敗・第5位と、目標である優勝とはほど遠い結果となりました。

 秋季リーグでの挽回に向け、学生同士で話し合いを重ね、活動を一から見直し、練習に励んでまいりました。そして8月には、春季同様、愛媛県にて夏季合宿を実施いたしました。またBチームでは「順大カップ」と称しリーグ戦形式で紅白戦を実施した結果、部内の競争意識が高まり、チーム全体の秋季リーグへの士気が一段と向上しました。
 春季リーグの悔しさを胸に、チーム一丸となり臨んだ東都大学野球連盟秋季リーグでしたが、最終結果は5勝6敗・第3位と、皆様のご期待に沿える結果を残すことはできませんでした。しかし、3年生の小澤拓海がベストナインに選出されるなど、次シーズンでの飛躍が期待できる成果もありました。
 春季リーグ、秋季リーグ共に「3部優勝・2部昇格」という目標を達成できなかった1年でしたが、どんな場面にもチーム一丸となり向きあった経験は、大変貴重な財産となりました。

 2023年度も、先生方、保護者の皆様、OB会の皆様をはじめ、多くの方々のご協力をいただき、伝統の学生運営を守ることができましたこと、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

(主務 升成秀心)

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2023年度を顧みて

 平素より、大変お世話になっております。令和6年度順天堂大学硬式野球部監督に就任いたしました、後藤啓太と申します。まずはじめに、日頃より硬式野球部の活動へご支援いただきました多くの方々に深く御礼を申し上げます。

 今年1年、一新というスローガンを掲げ、重黒木陸前監督のもと様々な改革を行い、チームが一丸となり3部優勝2部昇格へ向かい1年間取り組んでまいりました。結果は、春5位・秋3位という結果に終わり、惜しくも目標を達成することができませんでした。しかし、令和元年度の秋季リーグ以来の学習院大学からの勝ち点獲得や、2部から3部へ降格した東京農業大学からの勝ち点にあと1歩まで迫ったことなど、成長の1年であったとも考えます。また、東都リーグのレベルも年々と上がっており、3部からもドラフト指名をされた選手がいることや、4部まであるリーグの全てで昇格、降格の入れ替えがあるなど、この1年で勝つことの難しさを再認識させられました。まさに「戦国東都」と呼ぶにふさわしい1年でした。
 
 そして、1年間の学生運営の成功の陰には、学生スタッフの並々ならぬ努力がありました。約180人いる組織を学生のみで運営することは容易なことではありませんが、スタッフ一同、一人ひとりの部員の価値を高め、チームの勝利のために常に考え、協力し組織をより良くするために1年間努力してまいりました。
 その結果、秋季リーグでは、スタンドにいる部員全員が一つにまとまって応援する姿を見ることができました。その姿こそ、組織の向上に努めてきたスタッフの努力の結晶であると感じております。
 
 この1年間で、来シーズンに繋がる経験や学びを得ることができました。この経験を活かし、来期は20年ぶりの2部昇格を達成できるよう精進いたします。より一層の応援を受けられるチームを目指してまいりますので、今後とも硬式野球部へのご声援をよろしくお願いします。

(監督 後藤啓太)

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2024年度の抱負

 2024年度順天堂大学硬式野球部の目標は、東都大学野球リーグ3部優勝、2部昇格です。前年度は、春季リーグ5位、秋季リーグ3位と、非常に悔しいシーズンとなりました。
 
 「下剋上 新時代へ熱くなれ」のスローガンを掲げ、新チームがスタートいたしました。入学して以来、リーグ戦で一度も優勝することができておりません。自分達に実力がないという現状を受け止め、個の能力で勝負するのではなく、チーム全体で結束し、「チーム順天堂」として相手に立ち向かってまいります。部員全員が熱く野球に取り組み、ただ強いだけでなく、勝つことのできるチームを作り上げ、3部リーグ優勝、2部リーグへの昇格という新時代を築いてまいります。
 
 新チームが始動して間もないですが、「下剋上 新時代へ熱くなれ」のスローガンのもと、今まで以上に厳しい練習に取り組み、チーム全員で同じ目標に向かって進んでいると実感しております。しかし、現状に満足せず常に高いレベルを目指し、下剋上の精神を忘れず、まだまだチームとしても個人としてもレベルアップすることが必要です。
 また、新型コロナウイルスによる活動制限も緩和され、以前と比べて日々の練習やトレーニング、合宿なども充実し、野球に専念することができております。

 このように満足に活動できていることに対して、感謝の気持ちを忘れず、また日頃より順天堂大学硬式野球部を支えてくださっている先生方、保護者の皆さま、OB会の皆様への感謝の気持ちを、3部優勝、2部昇格という結果で恩返しできるよう、一年間精進してまいります。応援のほど、よろしくお願いいたします。

(主将 福士信晃)