クラブ・同好会お知らせ

2024.06.12 (Wed)

  • スキー部

2023年度活動報告 / 2024年度の抱負

スキー_集合

2023年度クラブ活動の状況

 本年度のスキー部は新入生1名を新たに迎え、1年生1名、2年生1名、3年生3名、4年生1名の総員6名の活動となりました。春のインライン練習から始まり、週一回のトレーナーの方のトレーニング指導やコンディショニング、ウエイトトレーニング等といった、自分の体を上手に使いスキーに繋げる練習をメインに取り組み、各自のシーズン目標に近づけることができました。しかし、各々の事情で全員が揃ってトレーニングをすることはできなかったので、来年はより緻密な練習計画を立てて、より良いトレーニングを作り上げていきたいと思います。
 また、それぞれの現状確認や目標設定を明確にするために、部員と交流を深めたり、定期的なミーティングを行っていきたいと思います。また、今年はコロナの影響も緩和されたことによって、夏合宿を行うことができました、スポーツ健康科学部の学生だけではなく、他学部の交流も深めることができ、より強い結束を作ることができたと思います。
 そして12月のシーズン初めには、順天堂大学の他学部のスキー部との結団式を行うことができ、「チーム順天堂」の意識を高めることができたと思います。しかし、今年は冬の合宿を行うことができず、個人での練習のみになってしまいました。少人数のため合宿を行うことは難しいですが、積極的に集まって練習する機会を作っていきたいと思います。
 今年の全日本インカレでは、大回転、回転の2種目とも完走することができた選手がいませんでした。結果を残すためにはまず完走することが大事なので、練習の時から常に1本を大切にし、完走率を上げることを目標にしていきたいと思います。

(主務 岡田花梨)

2023年度を顧みて

 順大スキー部は、医学部や保健看護学部・医療看護学部など他学部と協力しながら全日本学生スキー選手権大会(インカレ)を戦う集団です。2023年度は、前年度まで活躍していた4年生が卒業し、戦力が大きく低下した状況でしたが、アスリート推薦で入学してきた女子選手である岡田の入部は大きな期待材料となりました。部員数が少ない現状では、夏場は個人個人が自主的にトレーニングを進めていくしかありません。部としては週1回、トレーナー志望の学生と連携しながら、第二コスモホールでの集合トレーニングを行っていました。他学部との交流としては、富士山新五合目から宝永山までのゴミ清掃登山を実施しました。
 
 冬場も各自の縁のあるクラブチームでのトレーニングが中心となりましたが、第97回全日本学生スキー選手権(インカレ)では、少ない選手の中、男女ともに力を合わせて女子2部回転競技(スラローム)において1年生の岡田が入賞することができました。スキー競技は、斜面やバーン状況、そして常に異なる旗門セットに応じて、自身の技術・体力に合わせた滑りを行うことが求められます。これは、個人の能力を追求するだけでなく、チームとして互いを尊重し合い、仲間のために力を尽くすことの重要性を教えてくれる競技特性と言えるでしょう。
 
 部員には、スキー部という名称に囚われず、個々の目標や興味に合わせて、スノーボードなど他のウインタースポーツにも積極的に挑戦してほしいと思います。温暖化の影響により、雪上スポーツの機会が減少しているかもしれませんが、大学生活でのチャレンジの場として、多様なスポーツの楽しみ方を経験できる環境がここにはあります。

(監督 辻川比呂斗)

2024年度の抱負

 2023年度のインカレでは、男子3部降格、女子は回転競技で3位に入賞できたものの女子2部残留となり、選手・監督ともに非常に悔しい思いをしました。部員は固くて荒れたバーンに対応することに苦戦し、大回転競技と回転競技の2種目とも完走できた選手はいないという結果になってしまいました。
 そのため、2024年度の抱負として練習の中で完走率を上げることを重点的に意識し、まずは2月に行われる全日本学生スキー選手権で男子2部昇格、女子1部優勝を目標としています。また、同大会やその他の国内レースにおいて、出場選手全員のSAJ・FISポイントの獲得をすることを2つ目の目標として掲げています。

 現在、選手たちはこの大会のために日夜練習に取り組んでいます。スキー部は少人数の部活ではあるので、コミュニケーションを密に取り合い、チームとして大会に臨めやすい環境を作り上げていきたいと考えています。冬季シーズンは練習場所の確保が大変なため、各々高校まで活動していたクラブチームや大学に入ってから関わるようになったクラブチーム等の練習に参加し、自分が1番成長できる環境を選んで練習することができます。今後は、スノーボードなどの他の競技の部員や他学部のスキー部とも連携しながら、大会や合宿に参加する機会を増やし、部活動の面だけではなく学業や生活面においても刺激しあえるような部活動づくりをしていきたいと考えています。
 また、全日本学生スキー選手権を目指す選手だけではなく、新しくレギュレーションの軽いカジュアルな大会にも出場することで、より広い範囲でスキーを楽しめる部活として未経験者を歓迎しやすい環境を作っていきたいと思います。そして、日々サポートそていただいている部長、監督、OB・OGの方々、家族の協力があってスキーができているということを忘れずに、順天堂大学スキー部が多方面で活躍できる年にします。                                                                  

                                                 (主務 岡田花梨)