クラブ・同好会お知らせ
2024.06.12 (Wed)
- ライフセービング部
2023年度活動報告 / 2024年度の抱負
2023年度クラブ活動の状況
新型コロナウイルスで制限されていた昨年度とは違い、今年度はコロナ禍以前に行われていた活動や競技会を現行通り行うことができたことで、昨年とはまた違った経験を積むことができました。ライフセービング部には今年度新たに9名が入部し、現在は4年生が引退し3年生11名、2年生10名、1年生9名で活動を行っています。
昨年度は競技会や練習でのOB・OGの方々との関わりから、例年以上に多くの学びを得ることができ、この学びを競技会で発揮することができました。今年度は、私達が入学してから初めて全日本学生選手権が通常通りに行われ、男子総合6位、女子総合4位という結果を残すことが出来ました。個人種目でも優勝したりメダルを獲得する部員が増え、来年度はより多くの部員が表彰台に立てるよう精進していこうと思います。また、新しく50mプールができたことに伴い、プール練を週1日から2日に増やすなど今後はプール競技にも力を入れていきたいと考えています。
私達の活動は競技が中心の活動ではなく、監視活動が中心となっている為、部活動ではプール練の他に、勉強会や陸練、海練など、監視活動に必要な知識や技術を高める活動を行っております。私たちの努力が、夏の監視活動で多くの人の命を救うかもしれないということを心に留め、ライフセービング活動がより多くの人々に広がっていくよう、部員一同活動していきたいと考えております。
また、当部は本学では数少ない、主な活動が外部で活動することである部活動であり、他の部活動よりも社会人の方や多くの地域の方との関わりを持つことができます。その関係の中で培った能力は、個々の生徒が主体的に行動することに役立っています。私たちにしかできない経験を大学に還元し、本学に所属する部活動としての役割を果たしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
(主務 駒谷帆香)
2023年度を顧みて
はじめに、ライフセービング部の活動に対して日ごろからご理解をいただいております保護者の皆様、OB・OGの皆様、クラブの運営にあたりご尽力いただいております関係者の皆様に御礼申し上げます。森井主将を始めとする執行部の皆様、部員の皆様、今年度もたいへんありがとうございました。
新型コロナウィルス感染症が5類になり、監視活動や大会もコロナ前の状態に戻って、充実した活動ができるようになりました。スポーツ健康科学部の定員増に伴い部員数も増え、また新設された屋内プールでも練習ができ、お陰様でより活気のある部活動ができていると感じています。部員の皆様には、全日本学生選手権や全日本選手権で、コロナ後全種目が開催される中で、優勝・準優勝・入賞など華々しい成績を残してくれましたが、競技が開催され多くの部員が参加できたこと自体に感謝の気持ちを持ってプレーされていることに素晴らしさを感じました。
昨年、部活動の無期停止からの、執行部・先輩諸氏・関係者のご協力による部活動再開にあたって尽力されたことを忘れないよう、日々の活動にもその経験を活かす取り組みを入れていただき、感謝の気持ちを引き継いでいただけたらと思っています。今後も部員の方々には新ためて、ライフセービングの素晴らしさを心に留めつつ、部活動を楽しく行っていただけたらと思っています。
ライフセービング部は、監視活動などを通じて他大学をはじめとする学外交流・連携があり、視野の広い学生さんが育っていく場となっています。是非、ライフセービング部の良さを多くの方々に知ってもらうと共に、日ごろの鍛錬や生活態度などに裏打ちされた活動、関係各所との信頼関係、先輩諸氏から受け継いできた伝統を継承していただけたらと思います。また人命救助という尊い活動への関わりを通して成長していくことで、人の世のために貢献できる社会人となっていただけたらと願っています。
(監督 廣津信義)
2024年度の抱負
私たちライフセービング部は、部員が夏季に監視活動を行う海水浴場での溺水事故を無くすことを活動の目的としています。今年度は昨年に引き続き新型コロナウイルスによる海水浴場への制限の緩和から多くの方が海水浴場に来てくださる姿を見て、この活動を続けるうえで求められる覚悟や自己研鑽を絶え間なく続ける重要さをより一層感じることとなりました。
現在、卒部した4年生を除き35名の部員で活動をしています。選手として自身の目標達成の為に練習に励む人や、トレーナーとして選手の心身を支える人など、それぞれが部内で役割を担い、切磋琢磨できる環境を作っています。学年や立場に関係なく、1人1人がライフセービング活動に対する情熱や達成したい目標を掲げることで、学年を重ねるごとに確かな成長ができていることを実感しております。今後も部員全員で作り上げる環境で各々が自己研鑽を重ねることが、より一層私たちの活動の目的である溺水事故を無くすことに寄与すると考えています。
最後に、私達がライフセービング活動に注力できているのは、長年部長を務められている廣津先生の支えを始め、この活動を理解し協力してくださっている保護者の皆様、卒業後も私たちの活動を見守り支援してくださるOBOGの皆様のおかげです。今後も、常に周囲の人々や環境に感謝の気持ちを忘れず、大学生として、ライフセーバーとしてあるべき姿を体現するため日々努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(主将 京野祐真)