05 活動報告

2013.08.20

3年生の池田恒基くんが国際学会でポスター発表をしました

2013年8月4日~9日に北海道ニセコで開催されたFASEB(Federation of American Societies for Experimental Biology)・SCR(Science Research Conferences)で、3年生の池田恒基くんが研究の成果を発表しました。題目は「Generation, characterization and humanization of high-affinity monoclonal antibody against leukotriene B4 receptor 1 (BLT1)」です。

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2014.03.31

3年生池田恒基くんの国際学会体験記を追加

学会体験記

2013年8月4日(日)~9日(金)に行われたFASEB Science Research Conference(米国実験生物学会連合 科学研究会議)に参加し、今年度からお世話になっている生化学第一講座での研究成果をポスター発表しました。私にとって、初の参加学会が国際学会という大舞台でしたので、かなりの重圧でしたが、ポスター作成期限ぎりぎりまで実験するというハードスケジュールを乗り越え、良いデータを出すことができました。また想定質問などの練習をして頂き、なんとか学会発表の形にすることができました。

しかし、私にとっての課題は、何よりも英語でした!日本での開催でしたが、国際学会なので講演もポスター発表も当然英語のみ。特に英語が聞き取れない、すなわち相手の質問が理解出来ないという最悪の事態に何度か遭遇しました。ただ、講演に対する質問の場で失敗をしても、「学生だから仕方ないか」という空気に助けられもしました。今回の学会発表で、本当に英語の大切さを痛感しました。
最後に、いきなり実験をしたいと言い出した私を受け容れて下さった生化学第一講座の横溝教授、夜遅くまで指導して下さった古賀先生をはじめ、生化学第一講座の皆様にお礼申し上げます。

後輩の皆さんへ

データを集め、ポスターにして、会場で説明をして、質問を受ける、あの日々を思い出すと今でも心が浮き立ちます。きっとこれが実験をするということの醍醐味の一つだと思います。理由もなく、ひたすらに「ワクワク」がやってきます。

■  新M3の皆さんへ

私が実験を始めたのはM3からでした。それでもこのような国際学会での発表をすることができました。ですから、始めるのに遅すぎるということはないと思います。

■  新M2の皆さんへ

上記の「ワクワク」を経験したいなら、是非実験室の扉を叩いて下さい。案外簡単に開くものですよ(もしかしたら、すでに開いているかもしれません)。
叩きづらいという方は、基礎研究医養成プログラム室に行ってみるといいと思います。
なにかしらアクションを起こさなければ、何も起きないものです。