05 活動報告

2016.08.01

Gordon Research Conference: Proteoglycansにて、大学院3年の山下由莉さん、5年生の鈴木佑治君、山田泰平君が研究成果を発表しました

2016年7月10日〜15日に米国アンドーバーで開催されたGordon Research Conference: Proteoglycansで、大学院3年の山下由莉さん、5年生の鈴木佑治君、山田泰平君が研究成果の発表を行いました。発表題目は、山下さん(ポスター発表)「The Role of the Heparan Sulfate Proteoglycan, Perlecan, in Lipid Dynamism of Adipose Tissues」、鈴木君(ポスター発表)「The structural and compositional changes of chondroitin sulfate in the aged hippocampus」、山田君(ポスター及び口頭発表)「Age-Associated Changes in Heparan Sulfate Structures Impair FGF-2 Signaling in Neurogenesis」です。

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2017.04.06

山田 泰平君、鈴木 佑治君 Gordon Research Conference: Proteoglycans 2016体験記を追加

研究成果発表体験記

山田 泰平君

私は、大学2年生から老人性疾患病態・治療研究センターで成体マウス脳の神経新生と加齢変化の関係について研究しています。その研究結果を、2016年7月11日から15日まで米国ニューハンプシャー州で開催されたGordon Research Conference : Proteoglycansにて報告しました。口頭とポスターの両方で「Age-Related Change in Heparan Sulfate Structure Impairs FGF-2 Signaling」という発表題目で発表しました。

Gordon Research Conferenceは対話型であるため、他の科学会議とは大きく違う雰囲気があり、とても素晴らしい環境でした。口頭発表ではDiscussionの時間が多く確保されており、深い議論やアイデアの肥沃な交流につながっていました。また、ポスターセッションも非常にアットホームな雰囲気で知識を深めることができました。学術イベントは主に午前9時から午後1時、午後4時から午後7時までです。昼食後の3時間には体を動かすプログラムも含まれており、サッカーやカヤックなどの活動を通して他の参加者と交流することができました。

鈴木 佑治君

2016年7月10日から7月15日にかけて、アメリカ合衆国、ニューハンプシャー州アンドーバーにて開催されたGordon Research Conferenceに参加し、「The structural and compositional changes of chondroitin sulfate in the aged hippocampus」という演題でポスターレビューでの口頭発表とポスター発表を行った。ポスターレビューでの発表は1.5分と大変短いものだったが、世界中から集まったプロテオグリカンの専門家約200人を前にしての発表はとても緊張した。ポスター発表では20人程の研究者と議論を深めることができ、研究方針を決める上で重要なアドバイスを貰った。

研究内容のディスカッションはもちろんだが、学会に参加していた日本人研究者に自分の将来や人生に関する相談もすることができ、大変有意義であった。