2017.06.16
2017年6月4日~9日にスイスのレディアブルレ(Les Diablerets Conference Center)で開催されたGordon Research Conference, Muscle: Excitation-Contraction Couplingで、4年生の哲翁直之君が研究成果のポスター発表を行いました。発表題目は「Functional analysis of RyR2 mutations linked to sudden cardiac death」です。
私は、6月にスイス レ・ディアブルレで開催されたGordon Research Conference, Muscle: Excitation-Contraction Couplingにて「Functional analysis of RyR2 mutations linked to sudden cardiac death」という題でポスター発表を行った。発表内容は、突然死を引き起こす心臓疾患において、リアノジン受容体の変異がカルシウム動態にどのような影響を及ぼしているのかというものである。
2月にアメリカで開催されたBiophysical Society 61st Annual Meeting、3月に長崎で開催された日本薬理学会年会に続き3度目の学会発表だったが、興奮収縮連関に特化した学会だったためこれまでとは比較できない程密度の濃い時間を過ごした。参加者はみな同じホテルに宿泊し、徒歩数分の会場では朝から晩まで何らかのセッションが行われており、常に研究に関する話がいたるところでなされていた。そのため朝から晩まで研究の話題で少々辛いところもあったが、大変貴重で有意義な経験となった。
最後に、この場を借りて学会発表にご尽力いただいた薬理学講座の櫻井教授、国広先生、村山先生、基礎研究医養成プログラム室の押野さんに深謝したい。