2017年9月4日（月）11:00-16:00にセンチュリータワー南10階講義室において、当プログラム主催で、M3基礎研究医養成プログラム登録学生と基礎系教員を対象とした基礎医学研究医コースの講義を「研究倫理」をテーマに3講演開催しました。登録学生19名、教員10名に参加いただき、講演1は医学部倫理委員会　委員長　青木 茂樹 先生より「ヒトを対象とした研究に関する倫理」、講演2は疾患モデル研究室　室長　多田 昇弘 先生より、「動物を用いた研究に関する倫理：遺伝子改変マウス研究の実際」、講演3は難病の診断と治療研究センター　センター長　岡崎 康司 先生より「研究におけるラボノートの意義・重要性と書き方」についてご講演いただきました。参加された方々からは、青木先生のご講演には、不正行為（捏造、改ざん、盗用）について、よく理解できた、順天堂大学の事例を取り上げていたことが斬新で印象深かったなど、多田先生のご講演には、動物実験の倫理について、3Rなどの基本だけでなく、論文にどのように記述するかについても学ぶことができた、実験動物を扱う際に注意しなければならないことについて、理解できたと思うなど、岡崎先生のご講演には、ラボノートの書き方を学ぶことができ、非常に参考になった、実験を行うにあたって、特に大事なことだなど大変多くの感想をいただきました。いろいろな角度から「研究倫理」について考える良い機会になったのではないでしょうか。