05 活動報告

2017.11.14

第66回米国熱帯医学会議(ASTMH 2017)にて、5年生の前多晟壮君が研究成果を発表しました

2017年11月7日(火)に、米国のボルチモア(Baltimore Convention Center)で開催された第66回米国熱帯医学会議(ASTMH 2017 :American Society of Tropical Medicine and Hygiene)で、5年生の前多晟壮君が口頭発表を行いました。

発表題目は、「Pb102, a novel gene essential for female fertility or ookinete maturation of murine malaria parasite, Plasmodium berghei」です。

  • 活動報告写真(1)

2017.11.20

5年生の前多晟壮君の研究成果発表体験記を追加

研究成果発表体験記

2017年11月、American Society of Tropical Medicine and HygieneのAnnual Meetingに参加しました。アメリカはボルチモアで開催された本学会は今年で66年目を迎え4000人を超える研究者が参加していました。私は幸運にも口頭発表する機会に恵まれ ‘ Pb102, a novel gene essential for female fertility or ookinete maturation of murine malaria parasite, Plasmodium berghei ‘という演題で発表を行いました。本発表ではネズミマラリア原虫の生殖に関係する新たな遺伝子を報告し、その後質疑応答を受けました。私以外にもマラリア原虫の生殖に関して発表していた方はおり、その発表から勉強するとともに自らの研究の至らなさを痛感しました。しかし質疑応答を通して自分の研究の新たな視点が見つかりこれからのモチベーションとなっています。発表を終えて飲んだビールの味は忘れられません。

学会のあとにはセレモニーにも参加し、他の大学や研究機関の先生方とお話しすることも出来ました。こうした経験により、将来の幅が広がったと感じる5日間となりました。

私はM3の基礎ゼミから熱帯医学・寄生虫病学講座に所属して研究してきましたが、今回本学会に参加できたのは美田先生や平井先生をはじめとするゼミの先生方のお陰です。ご指導ありがとうございました。また基礎研究医養成プログラム室の方々からも多くのご支援をいただきました。ありがとうございました。