05 活動報告

2019.01.09

第5回新潟大学連携セミナーを開催しました

2019年1月9日(水)17:00-19:30に、センチュリータワー地下1階会議室において、当プログラム主催、順天堂大学医学部・大学院医学研究科後援により、第5回目となる新潟大学連携セミナーを開催しました。

今回は、第1部として基礎研究医養成プログラム登録学生によるポスター形式での研究発表会を行いました。医学部5年生の簗島健介君に学生代表として発表会司会等のまとめを担っていただき、19名の登録学生が最近の自身の研究についてプレゼンテーションしてくれました。
参加学生からは、自分が普段接していない研究テーマに触れられてよかった、学会発表前に自分の研究をまとめ、精査し、発表するいい機会になった、先輩や同級生・後輩が一生懸命に研究をしていることを知って自分のモチベーションの向上にもつながる良い機会だったなど有意義と感じたなどが多かった反面、発表時間が短く十分にディスカッションができなかったことが残念だったとの感想もいただきました。

  • 活動報告写真(1)
    ポスター形式の研究発表会
  • 活動報告写真(2)
    学生代表 M5 簗島君の発表

第2部として生理学第二講座 小松雅明教授の司会にて、新潟大学 脳研究所 生命科学リソース研究センターの池内健先生より、「認知症研究のこれまでとこれから」と題して、先生ご自身が研究者へと進まれたきっかけや経緯から、先生の現在のご研究内容である認知症のゲノム研究、バイオマーカー研究などについてご講演いただきました。
参加学生からは、先生の経験をふまえて、認知症研究がどのように発展してきたかを分かりやすく解説して下さったのでとても有意義だった、池内先生の研修医時代、留学中、そして現在に至るまでの研究生活についてお話を伺った中で、その時その時で何がしたいか選んでいって今の研究があるということが印象的でした、時代のニーズに応える研究はとても大切で、医療費の問題など研究成果が臨床に応用された時のことも考えられていて計画性の大切さを学んだなど多くの感想をいただき、研究、進路など多方面で多くの刺激を受けたようです。

  • 活動報告写真(3)
    オーガナイザーの小松雅明教授
  • 活動報告写真(4)
    演者の新潟大学 池内健先生
  • 活動報告写真(5)
    池内先生によるご講演の全体風景
  • 活動報告写真(6)
    学生からの質問