05 活動報告

2020.01.10

第6回新潟大学連携セミナーを開催しました

2020年1月10日(金)17:00-19:30に、センチュリータワー地下1階会議室において、当プログラム主催、順天堂大学医学部・大学院医学研究科後援により、第6回目となる新潟大学連携セミナーを開催しました。
今回は、第1部として基礎研究医養成プログラム登録学生によるポスター形式での研究発表会を行いました。医学部5年生の大野竜暉君に学生代表として発表会司会等のまとめを担っていただき、14名の登録学生が最近の自身の研究についてプレゼンテーションしてくれました。
参加学生の方々には、発表された方もそうでなかった方も、自身が普段接していない研究テーマに触れ、また先輩や同級生・後輩が一生懸命に研究をしていることを知ることができる良い機会だったのではないでしょうか。

「ポスター形式の研究発表会」「学生代表 M5 大野君の挨拶」

第2部として生理学第二講座 小松雅明教授の司会にて、新潟大学 医学部法医学教室・死因究明教育センター 高塚尚和先生に「死因究明と子ども虐待 -法医学からのアプローチ-」と題して、先生ご自身が法医学へと進まれたきっかけや経緯から、法医学の現状、さらには死因究明への流れや地域連携など先生の現在のご活動内容についてご講演いただきました。
参加学生からは、法医学の枠にとらわれず、社会と関係のある「死」への制度について学べました、監察医が少ないことは知っていましたが、地域差があることは知りませんでした、死因究明の重要さがわかり法医学を選択肢の1つとして考えたくなりました、など多くの感想をいただき、法医学の現状と魅力など多くの刺激を受けたようです。

「演者の高塚 尚和先生」「高塚先生によるご講演の全体風景」