2024.06.13
2024年6月13日(木)12:15-12:45に、さくらキャンパス講義室と本郷・お茶の水キャンパスをZoomにより接続して、M1の学生さんを対象としてWebセミナー形式で2024年度第1回ランチタイムセミナーを開催しました。
今回は、2024年4月から公衆衛生学講座助教に就任され、臨床と研究を両立する「Physician-Scientist」を目指す松尾遼太朗先生にご講演いただきました。
松尾先生は、当プログラム登録生として卒業後すぐに初期臨床研修と並行して基礎系大学院に進学、2023年3月に初期臨床研修を修了後に、循環器内科にて後期研修を行いながら、2024年3月に大学院を3年修了し、博士号を取得されました。
今回のセミナーでは、「臨床も研究も~欲張りなあなたへ」と題して、 医学生時代から継続した研究を通して、研究者になろうとしたきっかけと公衆衛生学の魅力についてご講演いただきました。
参加者からは、疫学・公衆衛生学について詳しくしることができ、研究と臨床の相互作用に大変感銘を受けた、研究と臨床のどちらも行うことのメリットを実体験として聞くことができてとてもよかった、とても面白く研究意欲を後押してくれた、実際に患者さんの前で活躍されている方の話を聞けて良かった、など多くの感想をいただき、松尾先生の経緯や研究内容を通して、公衆衛生学をはじめとした基礎研究への興味、また研究医に対する興味を持った方が多かったようです。