

2025.09.19
2025年8月19日(火)-20日(水)に、順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス7号館(1階小川講堂・13階有山メモリアルホール)において、順天堂大学の主幹により、東日本研究医養成コンソーシアム 第15回 「夏のリトリート」を開催しました。
東日本研究医養成コンソーシアムは、2010年に東京大学・群馬大学・千葉大学・山梨大学の4大学により開始され、毎年夏にリトリートにおいて日頃の研究成果を報告することで、医学生の研究マインドを育み、大学間の交流を促進することを目的とした、学生主体による基礎医学研究発表会です。
今回は、本学学生約30名の学生運営委員が主体となり企画・運営を行い、計10大学(東京大学、千葉大学、群馬大学、山梨大学、金沢大学、横浜市立大学、東北大学、新潟大学、慶応大学、順天堂大学)からの学生と教員総勢125名が参加しました。非常にレベルの高い口頭発表、ポスター発表および質疑応答が行われ、他大学学生や教員との交流も深まり、盛況裡に終了しました。
本学からは、5年生の野沢裕貴さんが口頭発表、5年生の古市優果さん、藤井咲衣さん、3年生の石井菜々子さん、福田幸純さん、邵雨晴さん、姚佳辰さん、2年生の坂井祐太さん、1年生の李若塵フェリスさんがポスター発表を行い、野沢さんが口頭発表優秀賞、邵 雨晴さんがポスター発表優秀賞、古市 優果さん、福田 幸純さんがポスター発表奨励賞を受賞しました。
発表演題は、野沢裕貴さん「descSPIM-Advanced: 透明化組織の多色三次元蛍光観察を実現する次世代マルチモダリティDIYライトシート顕微鏡」、古市優果さん「IgM非依存的なマスト細胞活性化による炎症の機序解明」、藤井咲衣さん「計算機実験によるRyR1阻害薬結合構造の予測と新規薬剤開発への応用」、石井菜々子さん「甲状腺の破格動脈:稀ではなかった最下甲状腺静脈」、福田幸純さん「熱ショックストレスが引き起こすp62 bodyの変容解析」、邵雨晴さん「抗がん剤送達の最適化に向けた腫瘍内全血管と薬剤分布の3次元相関解析法の開発」、姚佳辰さん「神経伝達物質によるマウス脊髄灰白質ニューロンの分類と定量的解析」、坂井祐太さん「老化腎においてポドサイトはどのように糸球体上皮を維持するのか?~糸球体丸ごと3D 超微形態解析による解明~」、李若塵フェリスさん「Health of Japanese Language School Students: A Scoping Review」です。
