教員紹介 教員詳細

町田 修一 教授(まちだ しゅういち)

【学部】スポーツ科学科・スポーツ医科学コース、【大学院】博士前期課程・研究指導教員 博士後期課程・研究指導教員

担当授業科目:【学部】スポーツの生理学・生化学 他 【博士前期課程】スポーツ生理学 他、【博士後期課程】スポーツ科学特別演習 他

骨格筋の肥大や萎縮のメカニズムを分子・細胞・個体レベルで探求し、アスリートのパフォーマンス向上や高齢者の健康寿命延伸に貢献できる新規の介入法の開発を目指します。

スポーツと健康に関する疑問や課題を運動生理学的視点から解き明かし、少子超高齢社会に貢献 できる研究者や指導者を輩出すること を目指します。

学位名称 博士(医学)
専 門 運動生理学
研究分野 運動生理学、体力医学、基礎老化学、分子運動生理学、運動生化学、分子生物学
キーワード

骨格筋、筋サテライト細胞、筋力トレーニング、サルコペニア、加齢と老化、エピジェネティクス、不活動(運動不足)、性差、女性スポーツ、サプリメント、ロコモティブシンドローム、運動介入、フレイル

クラブ活動 ハンドボール部 部長

研究紹介

研究テーマ

◆骨格筋 の萎縮、再生、肥大に関する 分子機構の解明
◆骨格筋幹細胞の性差:エピジェネティクス制御機構の解明
◆トレーニングや不活動に対する生体適応の機構の解明
◆骨格筋の量や質に影響を及ぼすサプリメントの開発
◆サルコペニア・ロコモ・フレイルを予防するための運動 ・栄養介入による実践研究

 

研究のフィールド

運動生理学、 体力 医学、 基礎老化学

 

骨格筋の肥大や萎縮、筋損傷や再生のメカニズムを解明する基礎研究と「こどもから高齢者の各ライフステージ」や「アスリート」等のヒトを対象にした応用研究を実施しています。具体的には、骨格筋を中心にして、トレーニングや運動不足、そして栄養や遺伝が各ライフステージのヒトの身体に及ぼす影響を分子、細胞、組織、個体レベルで解き明かそうとしています。そして、研究活動で得られた成果や知見を大学の授業・実習、大学院での研究指導、さらに社会実装に反映できるように心掛けています。

ゼミナール紹介(運動生理学)

〔研究領域〕
運動生理学
〔研究領域のキーワード〕
骨格筋・老化・筋力トレーニング・サプリメント・性差
〔目標・方法・内容等〕
本ゼミナールでは、骨格筋の肥大や萎縮、加齢(老化)、サルコペニア、トレーニング、運動不足(不活動)、サプリメント、遺伝子、細胞などをキーワードにゼミ活動を展開しています。教育方針としては、ゼミ活動を通して、カラダの適応現象とその仕組み(メカニズム)を運動生理学的視野になって、幅広い観点で思考できる能力が身に付くように指導したいと思っています。そして、学生一人ひとりが自分の興味・関心のある重要な問題(テーマ)を発見し、その問題を解決するための能力を身に付け、論理的思考を基に問題解決できる能力を身に付けさせることを目的としています。カラダの不思議を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるように、運動生理学に関わる多くの「なぜ」を一生懸命に解き明かそうとする心意気のある学生がゼミに集まることを期待しています。なお、運動生理学ゼミナールとして、内藤ゼミとの連携を図りながら活動していく予定です。

学生へのメッセージ

どんな社会状況であれ、自分の運命に負けずに、何度でも立ち上がれる社会人になってほしい。その土台作りとして、 大学・大学院では一生懸命に取り組める何かを見つけて、一度しかないキャンパスでの学びを充実させてほしいです。そして、もしも、我々の研究内容やテーマに興味があったら、是非、相談して下さい。スポーツの素晴らしさや重要性を科学的に解き明かし、現在 社会における スポーツの地位を高めて行きましょう。