研究科概要 医学研究科の特長
幅広い受入体制
本学大学院医学研究科では、博士課程の入学において出身大学、学部、国籍を問いません。医学部卒業生と同程度(例えば、①6年制学部卒業生、②4年制大学卒業後に大学院修士課程を修了した者、③又はそれと同等と認められる者)の学力をもった人が学ぶことができます。 また、修士課程では志高い学習意欲を有し、大学卒業生又はそれと同等と認められる学力をもった人であれば誰でも学ぶことができます。

高い学位取得率
本学大学院医学研究科の学位取得率は博士課程・修士課程ともに毎年平均90%以上を保持しており、博士課程では既に数多く(約5,000名)の学位取得者を輩出しています。
学位取得者数(修士課程)
学位取得者数(博士課程)

入学試験(語学試験)の免除
本学は国際交流を推進しており、外国の大学で学ばれた方(帰国子女)や語学の堪能な方を広く募集しています。そのため、語学検定試験(TOEFL, IELTS, TOEIC, JLPT等)の受験実績があり、基準を満たす場合には語学試験が免除されます(出願時に当該試験の5年以内のスコア証明書の提出が必要です)。

社会人大学院生・外国人留学生の受入
入学における特長として、社会人や外国に居住する人のための入試制度を用意しています。一部の科目では18時以降の夜間開講やe-learningによる受講により単位取得が可能なため、社会人の方でも通学しやすいカリキュラムとしています。
また外国人留学生の入試選抜も用意しており、国際交流センターでは入試から修了まで在学中の留学生支援を行っています。

学納金
入授業料・実験実習費※は年間575,000円(入学金等を除く)となっており国立大学並みの金額で通学することが可能です。
※ 修士課程の場合は施設設備費
データサイエンスコース(修士課程)のみ、授業料が異なりますのでご注意ください。

19の研究センター
大学院生が研究に利用することができる最新の機器を備えた19の研究センターがあります。

- 研究基盤センター
- アトピー疾患研究センター
- 老人性疾患病態・治療研究センター
- 疾患モデル研究センター
- 環境医学研究所
- スポートロジーセンター
- 先導的がん医療開発研究センター
- ゲノム・再生医療センター
- 難病の診断と治療研究センター
- 静岡災害医学研究センター
- スポーツ健康医科学研究所
- 女性スポーツ研究センター
- 脳血管内治療学研究センター
- AIインキュベーションファーム
- 健康創薬先端リサーチセンター
- オートファジーリサーチセンター
- 腸内細菌療法リサーチセンター
- ニューロングリアクロストークセンター
- オルガノイドセンター
コース・プログラム別カリキュラム【修士課程】
医学研究科修士課程では、目的に応じた2コース・8プログラムを用意しています。
また、医科学コースでは修士(医科学)、公衆衛生学コースでは修士(公衆衛生学)の学位が取得できるため、目的に応じてコース・学位プログラムを選択することが可能です。

「修士(医科学)」が取得できる医科学コース
「修士(公衆衛生学)」が取得できる公衆衛生学コース
早期修了制度【博士課程】
博士課程の標準修業年限は4年間となりますが、3年次の学位申請までに優秀な学位論文を執筆し主要国際誌へ掲載され、審査の結果認められれば、3年間で課程を修了できる場合があります。
※細かな条件等については教務課(医学研究科担当)までお問い合わせください。

IF:インパクトファクター
トムロン・ロイターの引用文献データベースに収録されるデータを元に算出された学術雑誌の影響度、引用された頻度を測る指標
英語による論文と高いIF【博士課程】
学過去4年間(2021~2024年度)の博士論文は99.5%が英語論文となっており、IF(インパクトファクター)の高い6以上の学術誌へ掲載された学位論文が72編と数多く発表されています。

学位授与数 | 英文論文 | IF6以上の論文数 |
626 | 621(99.2%) | 73(11.7%) |
連携大学院制度
連携大学院協定を締結している機関の職員は、社会人大学院生として、各機関に籍を置きながら、順天堂大学大学院医学研究科(博士課程)の授業科目(大学院の専門プログラム)の単位を修得可能とし、各機関で行った研究の成果をもって学位の取得が可能です。
- 国立研究開発法人 国立がん研究センター「最先端がん臨床研究コース」
- 独立行政法人 国立病院機構 相模原病院「アレルギー・臨床免疫研究コース」
- 国立健康危機管理研究機構(旧:国立国際医療研究センター)「高度専門医療研究コース」
