女性研究者支援事業:特任准教授

「女性研究者支援事業:特任准教授」について

「女性研究者支援事業:特任准教授」は、本学における更なる女性の活躍促進に向けた特定のミッションを担いつつ、所属講座定員内の准教授に就任するため、上位職のポジションに就きつつ研鑽を積む機会を優秀な女性助教に与える、本学独自のポジティブアクションです。本取組では、実践を通して女性上位職の育成を図っています。(特任教員期間は最大5年間、その間に、所属講座定員内の准教授ポスト就任を目指す)

 

2019年度採用「女性研究者支援事業:特任准教授」

2019年11月、外科系専門医として活躍している女性助教を中心に、10名の特任准教授が就任しました。

今回の特任准教授は、「所属診療科における働き方改革」がミッションの1つとなっています。この10名の特任准教授の就任により、本学ではほぼ全診療科に女性上位職が配置できたことになります。特任准教授たちは、「働き方改革」に関する診療科固有の課題を議論し、有効な取組を他診療科と共有したり、人事課に提案を行ったりと積極的な活動を行っています。

 

2022年度採用「女性研究者支援事業:特任准教授」

2023年2月、基礎系講座に所属し、研究力があり、医師免許を持つ女性助教4名が特任准教授として就任しました。

今回採用した特任准教授には、「大学の魅力である『医師の多様な活躍の在り方』として、MD女性研究者の姿を学内外に発信すること」がミッションの1つとなっています。今後は、優秀な女子学生等が教員として大学に残り、活躍できる「未来」を可視化する取組を積極的に展開していく予定です。