SOGIへの取り組み

順天堂大学は、出身校・国籍・性別による差別をしない「三無主義」の学風を掲げています。SOGI*(sexual orientation and gender identity:性的指向・性自認)さらには性表現に関わらず、差別を禁止し、誰もが安心して学び働ける大学を目指しています。学生・教職員にも、順天堂人として学是である「仁」の心で他を思いやり、一人一人の多様性を尊重することを求めます。
順天堂大学は「不断前進」の理念のもと、SOGIをめぐる配慮と対応について常に高い目標を目指して努力を続けます。

*SOGIとは「Sexual Orientation & Gender Identity」の頭文字を取ったもので、すべての人が持つ性的指向・性自認を表す言葉です。

学内コミュニティ

順天堂大学では、LGBTQ+当事者を含むアライ(Ally:当事者、非当事者問わずLGBTQ+など性的少数者への支援者や理解者であることを示す)の職員が中心となって自発的に参加できる「SOGIをめぐる配慮と対応ワーキンググループ」を学内に設置し、学生や教職員、患者・家族の声や提案を反映した施策に取り組んでいます。

SOGI研修の実施

LGBTQ+当事者の方をゲストに招き、対話を通じて、多様な性への理解を深める研修会を学内で実施しています。

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患者さんの多様な性のあり方に配慮した院内環境づくり

医学部を中心に6つの附属病院を有する順天堂大学だからこそできること、取り組むべきことを明らかにし、まずは順天堂医院を中心に活動を展開しています。多様な性的指向・性自認(SOGI)への医療機関における対応は未だに甚だしく立ち遅れています。「医療業界」に変化を起こすべく取り組んでいます。

 

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総合受付にレインボーフラッグを設置

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SOGI相談窓口」の開設