順天堂大学
環境医学研究所

ここでは、順天堂大学大学院医学研究科・環境医学研究所が主体となって進めている難治性かゆみプロジェクトの研究成果について紹介します。

研究プロジェクトチーム　各研究成果一覧

学内研究分担者

研究者名	所属・職名	プロジェクトでの研究課題	研究成果
			H25-H27	H28-H29
髙森建二	環境医学研究所・所長	知覚異常に基づくかゆみの発生機序の解明と治療法の開発
横溝岳彦	生化学・細胞機能制御学・教授	生理活性脂質受容体を介したかゆみ発症機序の解明
長岡　功	生化学・生体防御学・教授	生化学・生体防御学・教授 生体防御ペプチドによるマスト細胞の活性化・かゆみ誘発機構とその制御
森本幾夫	免疫病・がん先端治療学・客員教授	CD26/DPPIVとサブスタンスPの相互作用による抗がん剤によるかゆみに対する制御機構
樋野興夫	分子病理病態学・教授	形成的刺激（がん化とかゆみ）の分子機構の解明
櫻井　隆	細胞・分子薬理学・教授	Gタンパク質共役型受容体のヘテロ複合体形成に着目したかゆみ伝達の制御
山倉文幸	国際教養学部・特任教授	環境要因がガス状メディエーターを介してかゆみを引き起こす機構の解明
岩渕和久	医療看護学研究科・教授	皮膚疾患におけるケラチノサイト・セラミド代謝産物の役割の解明
田部陽子	次世代血液検査医学講座・特任教授	低線量放射線による慢性炎症とかゆみの発症、がん化誘導機構の解明
須賀　康	皮膚科学・アレルギー学・教授	乾癬患者におけるケラチノサイト・セラミド代謝酵素のエピジェネティクス解析
池田勝久	耳鼻咽喉科・教授	アレルギー性鼻炎・花粉症における鼻粘膜のかゆみ
関川　巖	膠原病・リウマチ内科学・教授	全身性エリテマトーデスとの比較によるアトピー性皮膚炎の新たな病因論と治療戦略
稲田英一	麻酔科学・教授	帯状疱疹患者におけるかゆみの発生機序の解明と治療法の開発
北村庸雄	消化器内科学・先任准教授	胆汁うっ滞性肝・胆道疾患におけるかゆみの病態と制御機構の解明
卜部貴夫	神経学・教授	虚血及びかゆみにおける神経軸索再生に関わる分子病態機構の解明

学外共同研究者

研究者名	所属・職名	プロジェクトでの研究課題	研究成果
			H25-H27	H28-H29
柿木隆介	自然科学研究機構　生理学研究所・教授	種々の神経イメージング手法を用いたかゆみの脳内認知機構の解明
松田浩珍	東京農工大学大学院農学研究院・教授	新規掻破行動定量化装置を用いたアトピー性皮膚炎モデルマウスのかゆみメカニズムの分子解析
平林義雄	理化学研究所・BSI・チームリーダー	かゆみにおける新規生理活性脂質の役割
山口重樹	獨協医科大学・医学部・麻酔科学講座・教授	帯状疱疹に関連した痛みとかゆみがQOLに与える影響について
津田　誠	九州大学大学院薬学研究科・ライフイノベーション分野・教授	慢性の痒みと痛みのメカニズムと治療法の開発に関する研究
富永真琴	自然科学研究機構・生理学研究所・細胞生理研究部門・教授	TRPファミリーが関与する痒みと痛みのメカニズムの解明と治療応用に関する研究