教員紹介 教員インタビュー
見えなかった酵素のはたらきを見える化し、未来の医療を切り拓く
大学院 薬学研究科 薬効機能解析学分野
薬学部 機能形態学分野 南 彰 先生
認知症、糖尿病、皮膚の老化。一見バラバラに見える現象の裏側に、共通の「鍵」があるとしたら―。南先生が専門とするのは、私たちの細胞表面に存在する「糖鎖(とうさ)」と呼ばれる構造の機能解明と、それを応用した創薬研究。糖鎖を分解する酵素の働きを「見える化」する独自の蛍光プローブを開発し、生命現象の解明や創薬に挑んでいます。

身近な植物に眠る可能性を引き出し、未来の医療に貢献する
創薬科学領域 生薬・天然資源学分野 杉本 幸子 先生
漢方薬の原料となる「甘草」は、お醤油やお味噌の中にも含まれている、私たちの暮らしのすぐそばにある植物です―。杉本先生が専門とするのは、まだ薬として使われていない天然資源から新たな生物活性物質を見つけ出す「天然物化学」と、薬用植物を日本国内で安定して栽培する技術の確立。植物の中に眠る化学と、その植物を育てる農学。一見離れた二つの世界をつなぎ、未来の医療を支える研究に取り組んでいます。

高齢者支援、地域医療・・・
薬剤師の役割を科学で拡張する
臨床薬学教育センター 畦地 拓哉 先生
少子高齢化が進む日本では、「薬を出す」だけの薬剤師では不十分になりつつある。畦地先生は、薬剤師が高齢者ケアや地域医療にどう貢献できるかを、科学的に探究する研究者であり、教育者です。

薬を“届ける”技術を探究し、未来の医療に貢献する
創薬科学領域 創剤学分野 高島 由季 先生
「薬が効く」ためには、病気に“届く”仕組みが必要です―。高島先生が専門とするのは、薬の有効成分を体内の必要な場所に効率よく届ける「製剤設計」や「薬物送達(そうたつ)」に関する研究。服用した薬がどのように吸収され、狙った部位で効果を発揮するのか、その裏にある“しくみ”を日々探究しています。
